第1話 語られた真実 TRUTH BE TOLD

脚本／J.J. Abrams 監督／J.J. Abrams

大学院生の傍らでCIAの秘密組織SD-6で働くシドニーの物語。

NHKBSで2シーズン目まで放送していたのは知っていたのだけど、
そんなに興味を引くような内容ではなかったので見ませんでした。
しかし今回、CSIの後番組としてTV東京のランチチャンネル枠
で放送されるという事で試しに見てみました。

製作は「フェリシティの青春」で製作総指揮を執ったジェフリー・
エイブラムス。このドラマでもハンナ役でゲスト出演していた
ジェニファー･ガーナーが主役のドラマ。2002年のゴールデン・
グローブ賞TVシリーズ（ドラマ）部門主演女優賞を受賞した様だ。

2重スパイ物語という事で緊迫感溢れる展開が予想されるけど
第1話は展開が2転3転していき、内容を理解するのがやっと
だった。

元々主人公はSD-6はCIAの組織の一部であると思いながら仕事を
しているものの、婚約者に情報漏洩した事からドラマが次第に
動き出す。
何者かに命を狙われ、それがSD-6による仕業であると分かる。
更にCIAとSD-6は全く別組織の、国家反逆の組織である事が分か
っていくのだ。

ドラマとして面白いのは、やはり騙されている振りをしながら
SD-6の下で働き続け、CIAのその情報を流していくというスリリング
な展開。また疎遠であった父親とは仕事上、突然同じ組織の元
で働くことになる状況だ。

一つのミスが命取りになる事が想像されるし、また仲の良い
友達なんかにもその被害が及ぶ可能性があるって事で、
婚約者・ダニーと同じ道を歩む人が出ないことをただ祈りつつ
ドラマでは彼女の活躍を見守るほか無い。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友

guest
Edward Atterton (ダニー・ヘクト) シドニーの婚約者
Jay Gerber (ミッツィ) 教授
Angus Scrimm (カルヴィン) SD-6
William Wellman Jr. () 神父
Ric Young (チャン・リー)