第2話 闘いの始まり SO IT BEGINS…

脚本／J.J. Abrams 監督／Ken Olin

SD-6復帰後、初の仕事。
彼女に科せられたのはロシアで取引される核情報の売買阻止と
情報の奪取。CIAとコンタクトを取りながら任務を遂行する。

2重スパイの存在が自分だけでなく、自分の父親であるジャック
もまたSD-6に潜入していることが分かる。父親との誤解から
一旦は和解すると思われた関係も再び破綻。ドラマとして面白い
のは、ダニーの死亡の謎を巡って真相を解明しようとしている
ウィルの情報を元にそんな誤解が解けていく事だ。

息もつかせぬ展開が場面を変えて3度、4度と連続で訪れる。
ロシアのモスクワでは、かなり力業で解決してしまうが、
アメリカ本土に戻ってきても核の緊迫感は続き、その後は再び
カイロまで飛ばねばならないという不運が彼女に降り掛かる。

まだまだ世界観に慣れていないためか、そんなに面白さは感じ
ないのだが、テンポの良さが展開中の時間の切迫感と相まって、
ドラマ全体をスリリングなものとしている感じはする。

男性相手に女性であるシドニーが肉弾戦にて争わねばならない
シーンなどは、体格上無理があるかなとも思うのだが、それを
感じさせないほどアクションシーンはキレがあると思う。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友

guest
Evan Dexter Parke (チャーリー・バーナード) シドニーの友人
Aharon Ipale (ハッサン) 武器商人
Alex Kuz (カジミール) 取引相手
Ravil Isyanov (カルパチョフ) 取引相手
Sarah Shahi (ジェニー) ウィルの部下。ジャーナリスト