エイリアス 2重スパイの女
ALIAS (2001年)

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias/
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/alias/
http://axn.co.jp/alias/index.html

第5話 身代わり DOPPELGANGER

脚本/Daniel Arkin 監督/Ken Olin

式典で何者かを暗殺するためにパテルの体内に仕掛けられた
爆弾はなんとか取り除かれた。
SD-6の次なる作戦は、ドイツ人生化学者をアメリカまで連れてくる
こと。見返りに彼からは対生物兵器のワクチンに関する内部資料を
提供受けることだった。

いきなりサンパウロでシドニーが拷問を受けているところから
始まるドラマ。
第4話のエピソードの後始末的なものが前半の中で行われる。
相変わらずこのエピソードが意味するものは分からないまま進行
し、中途半端なまま解決を迎えるので、なんとも言いようがない
のだが、公道でのカーチェイスシーンが有ったりしてなかなか
見応えがある。

今回のメインは、ドイツ人科学者の脱出経路の確保。
しかしこれは表向きのSD-6としての作戦であり、CIAの作戦は
この脱出経路の途中でCIAのエージェントと科学者をすり替える
事。
もの凄い手際の良さで交代したのは見事であったが、今回初めて
シドニーが上司スローンから疑いの目で見られるという緊迫した
シーンが有った。

科学者から聞き出したワクチン注入器の試作品工場から製品を
盗み、工場の爆破の為に再び海外へと飛ぶことになるが、
ここでも虚を突かれるような展開が待ち受けているなど
なかなか面白かったと思う。

またドラマではウィル周りの捜査の件で、ケイト・ジョーンズ
を名乗る女性が現れる。おそらくシドニーが回した者だと思わ
れるがあっさりと嘘が発覚し、お粗末な展開だった。

更に父親の件で、FBIのエージェントの名前が出てきた。
相変わらず謎に満ちた人物であり、今後とも少しずつ彼の正体
に迫ることで、これまでに知られなかった悲しみや苦悩の歴史が
分かってくるのかも知れない。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友

guest
Tom Everett (ポール・ケルビン) CIA。身代わり要因
Yvonne Farrow (ダイアン・ディクソン) ディクソンの妻
Robert Bailey Jr. () ディクソンの息子
Tristan Mays () ディクソンの娘
Maurice Chasse (リューク・ジャクノー) 爆弾技師
Greg Grunberg (エリック・ワイス)
Lori Heuring (ケイト・ジョーンズ) 謎の女性
Subash Kundanmal (ダーレン・パテル) UCO代表
Clint Lilley () パテルのボディガード
Kevin Mitnick (バーネット) CIA
Kevin E. West (ローガン) CIA
Norbert Weisser (イェローン・シラー) ヘンゼル社

inserted by FC2 system