第7話 灰色の真実 COLOR-BLIND

脚本／Roberto Orci、Alex Kurtzman 監督／Jack Bender

前回の続きでスパイ集団FTLの暗号解読の為に必要なパーカショフ
のDNAの在処を聞き出すため、シェパードが入居している精神病院
に潜入する。しかしその病院には既にKディレクレートの息が掛か
っていた。

意外なところで接点が見つかる話しでなかなか興味深かった。
シドニーにとっては初対面だと思っていたシェパードであるが、
彼は洗脳から溶け始め、彼女の顔を見たことがあるという。

記憶を手繰り寄せてみると、シドニーの恋人・ダニーを直接殺した
のは彼・シェパードだった。
という事はFTLとSD-6には何らかの接点が有ると言うことだろうか?

ウィルの捜査も少しずつ核心に近づき始め、上司に詰め寄り
一連の事件を新聞に掲載し、この事件を世間の明るみに出そうと
するが、皮肉なもので、彼女を傷つけたくない心情もまた芽生え
始める。

このドラマ、シドニーの事に好意を寄せる人が大勢いるなぁ。
ヴォーン捜査官にしても父親にしても、歩み寄ってくる人の存在
が有り、スパイにとって仕事を難しくするような感情の芽生えを
感じる。

またなんと言ってもSD-6に"もぐら"が居ることが分かってしまい
二重スパイ活動も難しくなることが予想される。
気づかれずに何処まで情報をリークし続けられるのか。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友

guest
Mark Galasso (エド・デイビス) 新聞社社員
John Hannah (マーティン・シェパード) 洗脳される
Elaine Kagan (ジューン・リトバック) ウィルの上司
Dennis Keifer (フェロック)
Eugene Lazarov (クレシュニク) Kディレクレート研究員
Evan Parke (チャーリー・バーナード) フランシーにプロポーズ
Sarah Shahi (ジェニー) ウィルと同僚