第12話 侵入者 THE BOX(1)

脚本／Jesse Alexander、John Eisendrath 監督／Jack Bender

シドニーはSD-6からの脱退を決意していた。
その頃SD-6のガードが何者かに破られ、侵入者を許していた。
父親と共に社に戻ってきたシドニーは大切な情報を死守する為に
奔走する。

なんとクエンティン・タランティーノ監督が俳優として主演。
この監督目立ちたがり屋だからね。
映画なんかでも自らメガホンを取る作品の中でよく見られるけど
まさかTV連続ドラマに出演しているとは思わなかった。

今回は20年前のチェチェン事件の件で作戦工作を行っていた
SD-6のエージェントが恨みのために舞い戻ってくる話し。

演出の意図として緊急の事態にシドニーの脱退に関する心情を
うやむやにさせてしまおうという腹なのかも知れないが、
とにかく相手の作戦を出し抜いていく内容であるから痛快な
事この上なく、相手も立派なSD-6の元工作員であることからも
気の抜けないミッションだったと思う。

しかし部下には厳しいスローンは自ら脅迫されると、意外と
あっさりと金庫の暗証番号を漏らしてしまう醜態を見せて
くれた。案外この侵入者であるタランティーノ側に感情移入
してしまうような部分も有ったかも知れない。

ウィル周りの件では、SD-6の捜査の件を断ち切ろうとしていた
が、デビッドの娘から懇願されて、再び捜査を行うような感じ。

評価：★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友

guest
Agnes Bruckner (ケリー・マクニール) デビッドの娘
Greg Grunberg (エリック・ワイス) CIA
Steven Haladki (スティーブン) CIA
Quentin Tarantino (マッケナス・コール) 元SD-6
Igor Jijikine (チェッパー)
Ben Bray (ツチェン)
Kristoff Konrad (エンドー)
Dave Lea (アイス)
Sarah Shahi (ジェリー) 新聞社
Jennifer Tung (トミ) 'ベイビー'
Patricia Wettig (ジュディ・バーネット) カウンセラー
Jeff Wolfe (ゴノフ)