第23話 過去との対決 The Enemy Walks In

脚本／J.J. Abrams 監督／Ken Olin

"ザ・マン"であるシドニーの母親・イリーナに囚われていた
シドニーはなんとか逃げだし本国に帰国。彼女はすぐにカウン
セリングを行い、これまでの展開、心情を語ってきかせた。

一話目は前回の台湾での事態の説明とどのように脱出して現在
に至るのかをシドニーの話しを元に描いた形で始まった。

やはりなんと言っても囚われていた彼女がどうやって抜け出した
のか。そして脱出に逃げ遅れたヴォーン捜査官の安否。ディク
ソンに二重スパイである事実がバレてしまい、上層部に告発され
てしまった事実をどのような経路で抜けと押せたのかが見所だ
った。
またもう一つ。
ウィルが行方不明になったことにより、上司に託していた記事
が流出し公に報道された事態の収拾はどうなるか。

1話で描くには窮屈すぎる話しだけど、逆にそれが息も付かせぬ
展開へと繋がり面白かったと思う。
とりあえず母親は娘に対する愛情の欠片も見せないどころか、
殺そうとしてきた事実は、彼女を現実にむき直させるには十分
過ぎるほどの出来事だった。

ただフランスへのミッションの途中でヴォーンを見つけた辺りは
かなり杜撰なシナリオで、都合良く出来すぎていた。

そういえばスローンは妻を殺していましたね。
今回その葬儀が行われた。
シドニーの母親も悪だが、この人も相当冷血漢ですね。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Greg Grunberg (エリック・ワイス) CIA
Derrick O'Connor (アレクザンダー・カジノー) イリーナの部下
Patricia Wettig (ジョディ・バーネット) カウンセラー
Clayton Landey (ウィルコック) CIA