第24話 不信の渦 Trust Me…

脚本／John Eisendrath 監督／Craig Zisk

シドニーの母・イリーナがCIAの前に現れ、突然情報提供を申し
出る。話す相手として彼女は娘であるシドニーを指定してくる
が彼女は不審に思い断る。

今まではSD-6の活動を監視し調査するための行動として、
それらのミッションが有った際にCIAに情報を横流ししていた
感じだけど、少しずつミッションに便乗する形ではなくCIA独自
のミッションが増えてきたと思う。
よく見ていないと、SD-6としてのミッションなのかCIAとしての
作戦行動なのか分からなくなるので注意が必要だ。

CIAがイリーナを確保したために、SD-6は失踪した彼女の行方を
気にしている。
双方に精通するシドニーにとって、SD-6のミッションをこなさず
とも今回のようなイリーナのディスクを奪う話しは、直接聞けば
いい話だが、遠回りしているようでドラマとしては上手く話しが
被らない様製作されているところは見事。

いよいよスローンがアライアンスのメンバーとして承認されたが
今後も現場の指揮官としての仕事も兼務する事になるのだろうか?

彼自身今回自らミッションに関わった事で、現場でシドニーと
鉢合わせしそうな場面が度々訪れたが、時間的切迫感とそんな
鉢合わせの恐怖が上手くかみ合い、ドラマとしてもとても面白い
話しになったと思う。

またイリーナが何故CIAの前に現れたのか。
内部から操ろうとしているのか。
今回彼女の言うことを信用すべきかどうかの選択に悩まされる
シーンはドラマの中でも最も面白く映る場面だった。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Terry O'Quinn (ケンダル) FBI
Tony Amendola (トンバー・バルセロ) アライアンスリーダー
J.D. Hall (フレイド) 判事
Soren Hellerup (ピーター・フォードソン) SD-6が追い掛ける男
Wendle Josepher (ヴィッキー・トレイン) CIA。眼鏡の女性
P.J. Marino (フェロン)
Alex Morris () CIA。ホームレス役
Wolf Muser (ラモン・ベローソ) アライアンス
Joseph Ruskin (アレイン・クリストフ) アライアンス
Krikor Satamian (モハメッド・ナージ)
Scott Alan Smith (クリス・シュミット) 大使館員
Kevin Sutherland (ブレイク) CIA
James Kohli () ホテル受付