第27話 スパイ・プログラム The Indicator

脚本／Jeff Pinkner 監督／Ken Olin

白昼堂々、SD-6と情報関係で提携していた男・ヘイダーが
殺される。彼はトライアードという組織に属しており、近年
武器売買市場に参入していた組織である。そんな彼らが現在
開発中であった16基の次世代兵器が何だったのかを突き止める
為にブタペストへと飛ぶ。

ドラマとしては三つの大きな流れがある。

一つは母親イリーナの件。
ジャックが工作してイリーナに全ての非を押しつけた事。
数話前にイリーナが語っていたジャックの謎が本日判明した。

二つ目はアービン周りで動いている妻・エミリーの消息関連だ。
今回の件で彼女が何故生きていられるのか、そのカラクリが
分かった。今後彼女はどんな行動に出るのだろうか。

三つ目は今回のエピソードの集合体の答えがここに有るという
シドニーに隠された過去だ。
父親を信じ始めた頃にまたまた裏切られてどん底に突き落と
されるシドニーが実に可哀想な話し。

トライアードのエピソードが実に薄口に感じるほど、これらの
エピソードが印象的であり象徴的。実際の所、SD-6としての
任務なんて、これら三つの要素さえ上手く展開の中に絡ませる
事が出来るのならばどう描いても良いような気がする。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Amy Aquino (ヴァージニア・カー) CIA。催眠誘導
Daniel Faraldo (マノロ) 爆弾仕掛け人
Loren Haynes () CIA SWAT
James Lesure (クレイグ・ブレア) CIA。ヴォーンの知り合い
Stephen Markle (ダグラス) 上院議員
Newell Alexander () 連邦議員
Damien Leake () 委員会メンバー
Sarah K. Peterson (シドニー) 6歳の頃のシドニー
Vladimir Skomarovsky (バレリー・コロコフ) 元KGB
Kevin Sutherland (ブレイク) CIA
Kevin West (ケルセイ) CIA