第28話 死のウィルス Salvation 　

脚本／Alex Kurtzman、Roberto Orci 監督／Perry Lang

サークがウィルス兵器を作っていることを察知する。
最近そのウィルスに感染したと思われる患者をジュネーブの
病院へと搬送したのを知り、シドニーとジャックを派遣して
ウィルスに関する研究データを盗み取る為潜入する。

完全にシドニーからの信用を失ったジャックであるが、
彼の言うとおり母親イリーナを完全に信じても良い物だろうか
という二人の両親に挟まれる形で存在する彼女の心情が
巧みに演出された話しだった。

確かに母親は酷いことをしている痕跡が多々あり、同情心を
誘おうとしている雰囲気がプンプン。
これまでの行動を見れば多くの時間を共にしてきた父親側に
部があると思う。
ジャックもCIAによって聴聞会にかけられることになったが、
果たして正当性を証明できるのか。

スローン周りの動きもまた怪しくなってきた。
妻エミリーの生きている証拠は整っているが、今ひとつ核心
出来る物がない。彼が見ているモノは幻覚なのか現実なのか。
雨の中、墓を掘り返すシーン辺り、なかなか雰囲気が出ていて
興味深い場面だった。

フランシーの店オープン。
ウィルは借金でクビが回らなくなりそうな感じ。
流石に車を売ろうとする所は可哀想だったけど、これだけ
悪い意味で顔が知れるとなかなか仕事も見つからないよね。

今回のサプライズはなんといってもヴォーンがウィルスに感染
してしまった事実か。予告を見た限りでは母親と取引していて
治すような感じだったけど、やっぱり台湾のミッションで水浸し
になってしまったのが原因なのかな。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Daniel Faltus (ヤン・スピナカー) ジュネーブの病院理事
James Handy (アーサー・デブリン) CIA
Ira Heiden (リック・マッカーシー) CIA
Amy Irving (エミリー・スローン) 生きていた!?
John Koyama () 感染者
Stephen Markle (ダグラス) 上院議員
Alex Morris () CIA"ホームレス"
Cliff Olin (クリフ) フランシーの店アルバイト
Kevin Sutherland (ブレイク) CIA
Austin Tichenor (ニコラス) 医師
John Patrick Clerkin () 司祭
Hope Allen () ウェイトレス
Glenda Morgan Brown () フライトアテンダント
Timothy De Haas () 医師
Robert Martin Robinson () 医師
Mette Holt () 看護師
Cassandra McCormick () 看護師