第29話 スローン暗殺計画 The Counteragent　

脚本／Alex Kurtzman、Roberto Orci 監督／Perry Lang

ヴォーンにウィルスの初期症状が現れ始める。
母親イリーナに聞くと、そのワクチンを作る施設はエストニア
に有ることが分かる。

なんと今回のスローン暗殺計画はアライアンスの会議で
訪れている東京って事で、日本が舞台になる場面も有ったわけ
だけど、相変わらず面白いくらい日本という国を曲解している
外国人が描いた日本文化のオンパレードだった。

まさに今回はヴォーンが瀕死の重傷で生死を彷徨うシリアス
な場面の中で、この様な舞台で行われるのだから、雰囲気は
絶望。まさにコメディと化した話しだった。

シドニーの白粉・着物姿は反則でしょう。
日本庭園はまだしも、芸者達の着物が蛍光色で不自然そのもの。
それよりも何で芸者がマッサージをしているのか意味不明。
救急車に書かれた謎の文字は解読不明のカタカナだったりする
ところなど、意味不明な日本語Tシャツを来ているアメリカン
を彷彿とさせる場面で凄いインパクトが有った。
まぁ全てアメリカで撮られたセットだろうけどね。

展開としてのサプライズは、なんとサークとスローンが手を
組んだこと。
あとウィルが調査している試験の件が少し広がりを見せようと
している事かな。

ヴォーンの彼女アリスの存在を見てシドニーがどう思ったのか。
スローン暗殺に手を貸そうとする複雑な心境のシドニーなど
見所は結構あったかな。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Terry O'Quinn (ケンダル) FBI
Michelle Arthur (アビゲイル) ウィルに情報提供。元同僚
Chris Ellis (チャップマン) CIA
Jim Hanna (クラウス・リヒテル) 病気に感染
Victor McCay (ルードマン) CIA
Stephen Mendillo (ヘンリー・フィールズ) 試験の作成
Austin Tichenor (ニコラス) 医師
Don Took (グレイ) SD-6
Petra Wright (アリス) ヴォーンのガールフレンド
Ivan Borodin () 施設技術士
Stephen Davies () サークの部下
Peggy Goss () 看護師
Reamy Hall () 看護師
Mak Takano () 旅館の警備員