第32話 マーシャル初出動 The Abduction

脚本／Alex Kurtzman、Roberto Orci 監督／Nelson McCormick

カシミールでのミッションで一時ではあるが親子水入らずの
雰囲気を味わったシドニーは、その余韻に浸る。
更に母親からは、KGBにリクルートされた当時の事を聞かされ
後悔している母親の姿に絶大なる信頼を寄せていく。

マーシャルが初出勤って事で、シドニーと共に始めて現場で
仕事をするって所が今回のメインだった。
頭脳明晰さは分かっているが、スパイ活動員としての彼は
全く経験が無く、一線で活躍できるのか不安が付きまとう
話しだったと思う。

そんな彼をCIAと敵組織が狙っているという不吉なシチュエー
ション。母親との親子話で郷愁を誘うような雰囲気を作って
いただけに、このシチュエーションはちょっと可哀想だった
かな。

そういえばウィルが適性試験を受け、CIA(FBI?)の仕事が継続して
出来るかも知れない。彼にとってはうってつけの役だね。

またウィルとシドニーの密会をフランシーが不審に思っている
事を利用した誕生日のサプライズパーティは良く出来ていた。

スローン周りのエピソードでは、アリアナ・ケインを利用し
犯人捜しが始まる。完璧すぎる対応のジャックが真っ先に疑わ
れるが果たして本当に彼が主犯格なのだろうか?

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
John Balma (サッチャー・パウエル) セキュリティ担当者
Faye Dunaway (アリアナ・ケイン) アライアンス諜報部員
Petra Wright (アリス) ヴォーンの恋人
Don Took (グレイ) SD-6