第33話 アリバイ工作 A Higher Echelon

脚本／John Eisendrath 監督／Guy Norman Bee

前回初任務に参加したマーシャルがキューベイの仲間に捕まり
拷問を受ける。拷問の苦しみには耐えられたが、母親の名が出る
と観念したように取引を持ちかける。
一方SD-6では、マーシャルが捕まる前にメールで送信されていた
エシュロン侵入ソフトについて検証していた。しかし何らかの
トラブルにより、ベトナムのサーバーでデータが送信されて
いないのが分かる。

マーシャルの救出作戦と、ジャックがアリアナらによって目を
付けられているアリバイ工作を行う話しだった。
それと同時にSD-6としての任務であるベトナムのホーチミンへ
データの回収行くのだから激務である。

なんと言っても面白いのは、SD-6の作戦が裏目に出るは、
CIAの作戦が裏目に出るはで、物事がスムーズに運ばない点か。
SD-6はマーシャルの捜索のために情報を掴んでロンドンに赴くが
見事もぬけの殻。それだけでなく仕掛けられた爆弾によって全滅。
CIAはロシアの衛星を使い、エシュロンへのアクセスを試みるが
セキュリティシステムに引っかかり、逆にウィルスを喰らうことに
なる。

一番興味深かったのは、ヴォーンと対立していたハラッキが
ジャックの手で殺されていた事実をヴォーンが知って複雑な
心境になったこと。

あとシドニーがヴォーンに好意を寄せている事実が彼女の口から
語られたことかな。今までにも態度で分かっていたけど、ヴォーン
が好きなのかウィルが好きなのか微妙な感情が渦巻いていたからね。

でもドラマで一番興味深いのはやっぱりジャックの無実が晴らせる
のかってところでしょうか。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Terry O'Quinn (ケンダル) FBI
Faye Dunaway (アリアナ・ケイン) アライアンス諜報対策委員
Ira Heiden (リック・マッカーシー) CIA
James Lesure (クレイグ・ブレア) CIA
Elizabeth Payne (キャロライン) CIA
John Storey () CIA
Mark Humphrey () SD-6
Nelson Mashita () SD-6
Shawn Michael Patrick () SD-6
Ric Young (ツァン・リー) 博士。マーシャルを拷問する