第34話 脅迫者の正体 The Getaway

脚本／Jeff Pinkner 監督／Lawrence Trilling

トライアードが開発したジャイロスコープの試作品を奪うために、
シドニーらはフランスのニースへと飛ぶ。
CIAの対抗任務は、このスコープの偽物をSD-6に手渡す事になって
いるのだが．．．。

他人に対して声高に叫ぶ人ほど、自らの責任を誤魔化すための
怪しげな行動みたいな感じの展開で、アリアナ・ケインの不正と
更にはスローンの悪巧みが巧妙に仕組まれた話しだった。

この一連の過程で、シドニーとCIAが密接に関わっている
事がバレそうになったときには、このドラマの中でも最も
緊迫感を得る場面だったと思う。

それにしてもスローンはジャックをハメようとしたのか。
古くからの友人なのに全くの情け無用の行動に、ますます視聴者も
スローンに対する憎しみ的感情が浮かんだと思う。それゆえに
彼を退治する日の事がより楽しみになるのかな。

今回の落ち度はやはりヴォーン捜査官かな。
フランスに渡りバカンス気分で気が抜けたのか。
懲戒免職モノの失態だと思う。この問題もあやうやなまま処理
されてしまうのかな。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Terry O'Quinn (ケンダル) FBI
Faye Dunaway (アリアナ・ケイン) アライアンス諜報対策委員
Courtney Gains (ホルデン) 殺される研究者
Greg Grunberg (エリック・ワイス)
Ira Heiden (リック・マッカーシー) CIA
Amy Irving (エミリー・スローン) アービンの妻
Doug Kruse (パットン)
Philippe Simon
Kevin Sutherland (ブレイク) CIA
Don Took (グレイ) SD-6