第39話 ヴォーンの秘密 A Dark Turn

脚本／Jesse Alexander 監督／Ken Olin

イリーナを再び作戦行動に参加させる。
ロシアの武器商人から売られたランバルディの書類を巡り
香港に住むイリーナの元接触員の元へと赴く。
この物をエサにスローンを呼び出そうとするのだが．．。

今回は実に重厚な内容だった。
スローンとイリーナ周りのエピソードと同時に、ヴォーンに
かけられたスパイ容疑は一体何なのか。

前回大手柄のウィルの大失態。
寝ている所とはいえ、偽フランシーに重要な情報を漏らして
しまう事によって衛星の位置を把握されてしまう。
この偽フランシーは今後とも規制中のようにウィルにへばりつき
情報をもぎ取っていくのかな。

ヴォーンにかけられたスパイ容疑は面と向き合って聞いてみれば
実に納得のいくイリーナ捜索。
最近CIA内部でもイリーナに対する嫌疑がなくなりつつあり、
彼女の言うことを疑いもせず聞くようになっている。そういう
意味ではヴォーンの存在はとても重要だ。
しかし彼が調査した結果は、イリーナの潔白を証明するものばかり。
まさかこの段階でスローンと手を組むとは思えないが、
取りあえず自由にしてしまったことでどんな行動を取るのか
見物だね。

スローンの目的は永遠の命を手にするためのものなのだろうか?
今回のランバルディの書物には心臓に対する考察が書かれている
と言っていた。これも次なる野望への第一歩なのか気になる
所だね。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 大学院生
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドニーの父
マイケル・ヴァータン (ヴォーン捜査官) CIAエージェント
ロン・リフキン (アービン・スローン) SD-6上司
ブラッドレー・クーパー (ウィル) ジャーナリスト
カール・ランブリー (ディクソン) SD-6
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) SD-6・コンピュータ・武器
メリン・ダンジー (フランシー) シドニーの親友
レナ・オリン (イリーナ) シドニーの母親
デビッド・アンダース (サーク) イリーナの部下

guest
Yoshio Be () 中国軍人
Jonathan Dixon () CIA
Greg Grunberg (エリック・ワイス) CIA
Ravil Isyanov (ルリ・カルパチェフ) ロシアの武器商人
Michael Khmurov () ロシアのボディガード
Richard Lewis (ミッチェル・イエガー) 対スパイ対策
Ryan O'Quinn () サークの囮
Terry O'Quinn (ケンダル) FBI
Michael Yavnielli () CIA