エイリアス 3 ALIAS 製作総指揮・脚本・監督 ： J.J.エイブラムス http://www.tv-tokyo.co.jp/alias3/

第52話(8) シドニーの弱点 - BREAKING　POINT

脚本／Breen Frazier 監督／Daniel Attias

シドニーはNSCのリンゼイの指揮する軍によって拘束される。
キャンプウィリアムズ(海軍訓練基地)に連れて行かれて
ローマに残されていた暗号とシドニーの過去2年間の記録を
取り戻させるための拷問を受けることになる。
一方捜査本部は指揮権がCIAからNSCに移ったことを知らされ
ディクソンは全ての権限を奪われてしまう。
ヴォーンはローレンを見かけると彼女に詰め寄る。
彼女は与えられた任務を忠実に実行しただけだとするが、
ヴォーンは人としてこの件を考えて欲しかった事を告げる。
シドニーの尋問に立ち会うことになったというローレン。
報告書を書くという名目だが、実はリンゼイからウソの供述書
を書かされ、自分のしてきた事が間違いであったことを悟る。

今回は拘束されたシドニーをジャックが編成したチームで
救出するという流れだった。
その過程でローレンとヴォーンの激しいやりとりが有ったが、
ヴォーンの言っていたことが正しいことが証明され、ローレン
も一連の作戦に協力することになる。

まずはキャンプウィリアムズ内部の地図が必要だと言うことで
フィーマと呼ばれる施設に乗り込んだ。この手の潜入はお手の
ものといった感じ。久しぶりにジャックが現場で働く姿を
見かけたような気もする。
その過程でジャックをかばいスローンが撃たれる場面があった
が、なんとか麻酔無しで銃弾を体内から取り出した。
一体スローンがジャックをかばった理由は何だろうか。
本当にスローンは改心したのだろうか?

キャンプウィリアムズへの潜入もそれ程難しいミッションでは
なくあっさりとシドニーを救出した。ローレンがシャプカー
を撃ち殺した場面が有ったけど、この辺の心の傷が後々まで
響かなければ良いけれどね。

タイトルにあるシドニーの弱点とは、彼女の尋問の場面で
それが現れた。自らに課せられる痛みには強いが、他者に
加えられる痛みに共感してしまうという弱点。
牢獄に入れられている時に出会ったキャンベル(シャプカー)
という男性の身の上話を聞かされてしまい、情が移った所で
彼が目の前で拷問される。その姿を見て彼女は口を割ってし
まうというもの。しかしあの暗号に書かれた座標の場所には
何が有るんだろうか?

ジェニファー･ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) CIAのメカニック
デビッド・アンダース (ジュリアン・サーク) 敵
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
メリッサ・ジョージ (ローレン・リード) NSC

guest
Kurt Fuller (ロバート・リンゼイ) NSC
Erick Avari (ヴァッソン) 医師
Pruitt Taylor Vince (シャプカー) 囚人を装う
Richard Roundtree (ブリル) ジャックが協力を仰ぐ
Javier Grajeda ... FEMA Supervisor
Fred Saldone ... FEMA Guard
Hector Atreyu Ruiz (マイケル) Guiding MP
Pancho Demmings ... Security Station MP #1
Travis Aaron Wade ... Security Station MP #2
John Eric Bentley ... MP #2
Robert Sudduth ... College Kid

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