エイリアス 3
ALIAS

製作総指揮・脚本・監督 : J.J.エイブラムス

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias3/

第55話(11) 過去の全容 - FULL DISCLOSURE

脚本/Jesse Alexander 監督/Lawrence Trilling

シドニーが奪い返した箱にはミロ・ランバルディの組織細胞
が入っていた。
しかし調査の指揮権はCIAではなく、DSRと呼ばれる特別
調査部が担当することになり、マーシャルらはお手上げと
言った表情。
シドニーは自宅に戻ると何者かに襲われ気を失う。
気がつくと彼女は飛行機の中におり、目の前にはFBIのケンダル
がいた。現在のケンダルはDSRに所属していた。
ケンダルはシドニーの過去の全てを知っているという。
全てはシドニーによって教わった事であり、過去の出来事の
全てはシドニーによって語るのを阻止されていたと語る。

いよいよシドニーの失われた2年間が語られることになる。
シドニーのお腹の手術跡と、ラザレーの腕が切り落とされる
原因が描かれる。そして何よりも彼女が何故記憶がないのかが
語られる。

驚くべき事はシドニーの記憶は自ら封印したものである点。
誰もがコヴナント又はNSCのリンゼイが仕組んだことだと
思っていたはずだが、意外な結末を用意していた。

コヴナントはランバルディの皮膚組織と、ランバルディの
書籍の中にある予言の中の選ばれし者との間で子供を産ませ
ようとしていた。

今回のドラマの中で不自然に映るのは、何と言ってもシドニー
自らが突然ミッション終了後に自分から記憶を封印してしまう
事と、マーシャルが都合良く箱の在処を探るために発信器を
付けていたという事実だ。

オレグの洗脳には訓練によってかからなかったシドニーも
自分の意思ならば記憶を失わせる事が出来るという展開は
ちょっと説得力がない。

最後にラザレーを狙撃したのはローレンだった。
彼女も二重スパイなのだろうか。
彼女ってロシア系の人なのかな?なんとなくサークと精通して
いそうな感じだね。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) CIAのメカニック
デビッド・アンダース (ジュリアン・サーク) 敵
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
メリッサ・ジョージ (ローレン・リード) NSC

guest
Mark Bramhall (アンドレアン・ラザレー) ロシア外交官
Terry O'Quinn (ケンダル) FBI/DSR(特別調査部)
Bill Bolender (オレグ・マドロチク) 博士
George Gerdes ... Analyst
Steven Shaw ... Minister
Yasha Blackman ... Man in the Wheelchair

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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