エイリアス 3
ALIAS

製作総指揮・脚本・監督 : J.J.エイブラムス

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias3/

第59話(15) 爆弾魔 - FACADE

脚本/R.P. Gaborno、Christopher Hollier
監督/Jack Bender

ベルファーストの銀行に爆弾が仕掛けられる。
急いでSWATチームが解除に向かうものの爆発を止められず
多大な被害を及ぼす。通信を傍受した結果、犯人はダニエル・
ライアン。彼はコヴナントに最新型の時限爆弾を売るために
今回爆発のデモンストレーションを行ったという。
コヴナントととの取引が成立しなければ別のクライアントを
探すためにまた別の場所を爆発する事を語る。

ダニエル・ライアンという男に振り回される話しだった。
CIAはコヴナントを装いダニエルに接触。
いつも取引場所に使っているロシアのホテルをセットで再現
し、信用を得るためにアメリカ政府職員に検挙されている
ところを助けたフリをして接触する。

ダニエルの用心深さによって完全に振り回されるが、ライセン
カーが居たことにより、上手く引き留めに成功。ただ爆弾の
システムは仲間の一人が取引を行うと言うことで、飛行機の
上で接触することになる。

飛行機の上で待つヴォーンはなかなか取引相手が来ないことに
不審がるが、やはり最初から取引するつもりはなかった。
それどころかサークを呼び出し、そこで彼を殺害すること。
ダニエルは弟をコヴナントによって殺された過去があり、
コヴナントへの復讐のために、爆弾を売り込むフリをして
いたのだった。

ドラマとして面白いのは、やはり上述したダニエルに振り回
される事だが、コヴナントを装ったり、CIAを名乗り出たり
実に忙しい展開だった事。
最初からCIAとして接触していればこんなに面倒くさいことに
ならなかったのにね。というか最初にワイスが彼を捕まえた
時にそのまま処理しても良いんじゃないかと思った。

で、起爆装置をリモートで解除するという彼。
絶対に止めるのではなく起爆装置をスタートさせるものだと
思った。時限式だから良かったものの、即爆発していたら
大変なことになった。なんでこの男の証言をこんなにも簡単
に信じたのだろうね。
別に急を要するものではなかったし、ヴォーンらだけでも
爆弾に関しては処理できそうな雰囲気もあったので任せれば
良かったと思う。最悪の場合は、飛行機から投げ捨てれば
良いと思うのだが。

しかし緊迫感に溢れていて、ダニエルとの駆け引きはとても
面白い話しだった。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) CIAのメカニック
デビッド・アンダース (ジュリアン・サーク) 敵
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
メリッサ・ジョージ (ローレン・リード) NSC

guest
Griffin Dunne (レオニード・ライセンカー) 元コブナント
Ricky Gervais (ダニエル・ライアン) 爆弾魔
Nicholas Hosking ... Newscaster
Stana Katic ... Flight Attendant
François Giroday ... Captain Verlot
David S. Lee ... Bomb Squad Guy
Ciaran Reilly ... SWAT Team Guy

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system