エイリアス 3
ALIAS

製作総指揮・脚本・監督 : J.J.エイブラムス

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias3/

第62話(18) 暴かれゆく正体 - UNVEILED

脚本/Monica Breen、Alison Schapker
監督/Jack Bender

ローレンの母・オリビアが実の夫を殺し、全ての罪を着せる。
リード議員が政府を裏切ったとして、それに精通していた
スローンもまた裏切り者の烙印を押され、これまでの恩赦は
無効。死刑執行が行われることになる。
一方箱には時代を超えて伝えられるランバルディのメッセージ
が有るという。それをコヴナントは"乗客"と呼んでいるという。
一方その頃、サイバーテロが全世界的に行われている事が発覚。
主に狙われているのは医療施設。CIAは箱の毒を使ったときに
治療できなくするためのものではないかと推測する。
ベルリンのサーバーから発せられたワームの制作者が判明した
為、すぐにシドニーとヴォーンは接触を試みる。

今回はローレンとヴォーンの息詰まる展開でしたね。

何度も何度も接近と逃亡の繰り返し。
ついにヴォーンらにローレンの正体が判明するかと思わせて
なかなか尻尾を掴ませない作り。

まずはシドニーがローレンを疑う。
しかしヴォーンはシドニーの話しに耳を貸そうともしないため
に、シドニーは父親・ジャックに説得するよう頼む。
ジャックもかつてイリーナに欺されていた過去を持つ身。
女性がどうやって夫を誤魔化すのかよく分かっているのだよね。

シドニーとヴォーンが接触したサイファーの情報。
これが判明してしまうとコヴナントが何をしているのか判明
してしまうため、ボマーニはローレンに情報の破壊を命じる。
怪しげな指輪で転送中の情報の消去を行ったが、流石に
マーシャルの目は誤魔化せなかったね。
でもこんな所に来たこと自体ローレンが怪しいと思わない
方が変だよな。
コヴナントは医療施設を混乱させようとしたのではなく、
情報を集めていたのだという。"乗客"と呼ばれるのはどうやら
一人の女性の様だ。最後にはその人物がイリーナかも知れない
という所まで判明するが、一体何なのだろうね。

2度目の接触はミラノのビアドロ邸。
"乗客"の主治医なのか、この人が何かを知っているらしい。
いち早くたどり着いたのはローレン。
パニックルームで拷問するローレンだが、後から来たヴォーン
らと鉢合わせの危機。
都合良く天井から抜け出したが、普通パニックルームは
中からも外からも外部との接触が寸断されるものじゃないのか。

しかし流石にヴォーンもローレンの行動が怪しい事を認識
したね。

ジャックとスローンのエピソードも面白かった。
スローンは"トラスト"と呼ばれる政府内組織の手助けをして
いた事が判明。この組織の存在をジャックが突き止めること
で、スローンの刑執行を止めることも出来るのだが、その直前
に判明したスローンとイリーナの関係によって、ジャックは
完全にスルーを決め込む。ジャックは嫉妬したのか!?
スローンがやっていた事はこれで分かったわけだが、もう
用済みって事で殺されてしまうのか。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) CIAのメカニック
デビッド・アンダース (ジュリアン・サーク) 敵
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
メリッサ・ジョージ (ローレン・リード) NSC

guest
Djimon Hounsou (カザリ・ボマーニ) コヴナント
Geno Silva (ディエゴ・マチュカ)
Vincent Riotta (ロベルト・ビアドロ) 医師。ミラノに住む
Morgan Weisser (サイファー) ハッカー
Jordi Caballero ... Technician
Jason Klamm ... Goth Raver
Peggy Lipton (オリビア・リード) 議員

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system