エイリアス 3
ALIAS

製作総指揮・脚本・監督 : J.J.エイブラムス

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias3/

第63話(19) スローンの処刑 - HOURGLASS

脚本/Josh Appelbaum、Andre Nemec
監督/Ken Olin

乗客に関する情報が知りたいとして、ジャックはイリーナと
メールで交信する。しかし接続している最中に何らかの"乗客"
に関する保護プログラムが作動し、ユーザーアカウントが削除
されてしまう。
一方サークはネパールを訪れていた。ラルバルディの研究の
第一人者であるコンラッドに接触し、乗客の手がかりを手に
入れようとしていたのである。案の定彼はラルバルディの
"復活"を手に入れていた。
その頃CIAではエシュロンを解析した結果、サークがコンラッド
と接触した事を知り、シドニーとヴォーンを救出に向かわせる。
更に乗客捜索に関しては完全にコヴナントの後手である立場
を逆転しようとして、ローレンを欺き、"復活"を奪い取ること
を画策する。復活を解読するための暗号キーはCIA側の持つ
プロジェクト・ブラックホールに有るため、それをローレン
に盗ませ、復活の在処への案内をしてもらおうとするのだった。

今回は72時間と迫ったスローンの処刑をドラマの主柱に置き
乗客への手がかりを探して奔走する話しだった。

ランバルディの"復活"の解読から"水時計"の中に乗客の居場所
を指し示すヒントが隠されているのを知り、奪回を試みる。
しかし"水時計"を使うにはスローンが必要であり、処刑すべき
かどうかで苦悶する流れだった。

皮肉なもので今回はシドニーがスローンを殺させまいとして
ジャックに働きかける話しでもある。
更に任務中にヴォーンとローレンがHするのを知って、ショック
を受ける。

乗客の正体はシドニーの母親・イリーナではなく、義理の妹
の事だった。最初はシドニーがスローンの娘かもと思ったが
どうやらもう一人別人が居るらしい。
それと同時にこれまでスローンがやってきていた本当の理由
はここに有ることが分かる話だった。スローンは2年前に娘
の存在を知って全勢力を娘捜しに注いできたこと。

ようやくローレンがモグラである事実をヴォーンも認めた。
実際に目の当たりにするとかなりショックな映像だったので
は無かろうか。
そんな事実を知っても自然に対応しろと言われるが、やっぱり
不自然な対応を見せるマーシャルの行動が何処か可愛らしい。

しかし細かいことを言ってはきりがないのだが、ランバルディ
の宝に関しては不自然な事ばかりだな。
イリーナがスローンに近づいたのは乗客を産ませる為のもの
だったみたいだけど、何故スローンとの子を儲けるとそれが
乗客になると分かっていたのだろうか。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) CIAのメカニック
デビッド・アンダース (ジュリアン・サーク) 敵
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
メリッサ・ジョージ (ローレン・リード) NSC

guest
Peggy Lipton (オリビア・リード) 母
Glenn Morshower (マーロン・ベル) 司法省の人間
Patricia Wettig (ジュディ・バーネット) カウンセラー
David Carradine (コンラッド) 僧侶/ランバルディ解析

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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