エイリアス 3
ALIAS

製作総指揮・脚本・監督 : J.J.エイブラムス

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias3/

第66話(22) 裏切り者に死を - RESURRECTION

脚本/Jeff Pinkner 監督/Ken Olin

ナディアが薬によって書き出したラルバルディの座標を標す
方程式の解読率は92%。8時間もあれば残りの解読率を補完
出来るとして解析が続く中、シドニーに扮したローレンが
本部に潜入する。そして解析中のPCから方程式を盗み出し、
データを消去。マーシャルはシドニーの行動を不審に思い
近づこうとするところ、ローレンに銃で撃たれる。
マーシャルは命からがら非常警報ボタンに手を伸ばすと意識
が無くなる。ローレンは脱出する際、本部を仕掛けた爆弾
で爆発させた。ローレンの行動をいち早く追ったのはヴォーン
だったが、ローレンによって気絶させられ逃げられてしまう。
しかしCIAは現場にいたサークを取り押さえた。
サークの尋問に当たるのはヴォーン。ディクソンから暴力
は使うなと言われるが、彼は力づくでローレンの居所を聞き
出し急いで現場に向かうのだった。

いよいよ第3シリーズの最終回って事で、どの辺まで描かれる
のかと思ったが、ラルバルディの宝については保留。
スローンに言わせると座標に有る宝は入れ物であり、その中
にはラルバルディの意識と魂が封じ込まれているという。
命のスフィアだと言っていた。

今回は裏切り者ローレンとの決着が最優先の話しだった。

ヴォーンは彼女を裏切り者として殺すことが出来るのか。
ラルバルディの標した座標でシドニーが人質として捕らえら
れてしまうところを上手く助ける。しかしヴォーンはその前に
ナイフで刺されて重傷を負っているのに、なんでこんなに
アクティヴな動きが出来るのだ?

しかもローレンとシドニーが肉弾戦で争う場面があるのだが、
ローレンがシドニーを倒してしまうというのはちょっと説得力が
無い。ローレンって殆どデスクワークだったしね。

ナディアがスローンを信じるというのも全くの意味不明で
説得力が無く、カチャが裏切りものとして関わってきたり、
最後にはジャックが一連のプロジェクトを主導していた事が
分かるなど、なんだか全くスッキリすることがなく終わって
しまった感じだ。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
ケヴィン・ワイズマン (マーシャル) CIAのメカニック
デビッド・アンダース (ジュリアン・サーク) 敵
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
メリッサ・ジョージ (ローレン・リード) NSC

guest
Isabella Rossellini (カチャ・デレフコ) イリーナの姉
Mia Maestro (ナディア・サントス) シドニーの義理妹
Ric Young (チャン・リー) 博士。キューバにて
Ed Brigadier (レイナード・カウフマン)
Cotter Smith (ハンク・フォスター) テロ活動分析

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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