エイリアス 2重スパイの女 / シーズン4
ALIAS (2001年)


第72話(6) 恐怖の新薬ノクターン
Nocturne

脚本/Jeff Pinkner 監督/Lawrence Trilling

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias4/

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表向きアムステルダムの大学教授をしていたCIA麻薬捜査班の
ナンシー・ケーヒルが生徒の前で自殺する。彼女は幻覚を見て
いた事が発覚。更に彼女の夫で工作員のジェイソンも行方不明
になっていた。シドニーとジャックはアムステルダムに飛び
彼女らの自宅を捜査し、行方不明になったジェイソンを探す。
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シーズン4になって随分とタンパクなエピソードが多くなった
な。
今回は血液内に入ると幻覚を見ることになる新薬ノクターン
に振り回される話だった。

何と言っても今回はシドニーがその幻覚に悩まされるという
とんでも無い展開。幾ら幻覚に振り回されるからと言って
周りのものたちを傷つけることもあるまいと思うが、彼女の
様な工作員が幻覚を見るようになると誰にも手が付けられない
凶器として存在することがよく分かる話だった。

エピソード自体は何の捻りもない。
ジェイソンが接触しようとしていた売人・アンドレに接触し、
事情を聞く。廃棄予定だったサンプルをジェイソンに手渡した
という彼。その薬はプラハで製造されているという。
一方ナイシーが亡くなる前に呟いていた言葉を便りに、一つの
バイオケミカルの技術集団にたどり着く。製造しているのは
ミラン・ラトゥーザであることを知り、潜入して解毒剤を手に
入れる。

潜入に関してはこのドラマにしてはあっさりとしていたし、
そんなに難しい任務ではない。上述したとおり、一番の難関は
幻覚を見ているのが人間凶器のシドニーという事もあり、
彼女に注射するまでが一苦労といった感じか。

ディクソンがスローンに対して疑惑の目を持っていることが
明らかになる。お前のような悪党は見たことがないという
くらい彼のことを嫌っている様子。本当にスローンは別の
思惑をもっているのだろうか?

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
Kevin Weisman (マーシャル・フランクリン) メカニック
Mia Maestro (ナディア・サントス) シドニーの義理妹

Michael A. Goorjian (アンドレ・ストレスキ) 売人
Julie Ann Emery (ナンシー・ケーヒル) CIA麻薬捜査班
Nick Jaine (マニーシャ・ジェイン) 博士
Will Schaub (ジェイソン・ケーヒル) CIA工作員
Michael Nagy (ミラン・ラトゥーザ) 新薬開発
Julia Levy-Boeken (マルティナ) ドイツ人生徒
Liza de Weerd (アンナ) ドイツ人生徒

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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