エイリアス 2重スパイの女 / シーズン4
ALIAS (2001年)


第79話(13) マーシャル危機一髪
Tuesday

脚本/Drew Goddard、Breen Frazier 監督/Fred Toye

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias4/

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ハバナのクラブでサルサを踊るシドニー。
彼女はウルリッヒ率いる組織がテロ活動を画策しており、その
事実を密告しようとしているアレックス(通称:ファントム)と
接触するためにやってきたのである。ファントムはダイヤと
引き替えにテロを行う情報が書かれたハードディスクの場所を
教える。ディクソンがそのHDDを回収しすぐにラボへと回すも
解析を初めて暫くするとHDDは爆発。更にその中から神経ガスが
噴出し、施設はバイオハザード状態によって防御壁が下りて
施設は閉鎖されたのである。
そんな中ファントムから情報を提供を受けたシドニーはウルリ
ッヒに見つかってしまい、ファントムと共に墓場に連れて行か
れ、ファントムはその場で射殺。シドニーは生きたままファン
トムの遺体と一緒に埋葬されてしまう。
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ドラマはAPOの施設が使えない状況の中で、ハバナの何処かの
墓地にいるシドニーを見つけ出し救出。更にはウルリッヒが
画策しているテロ活動の阻止を行わねばならないという事だっ
た。

在り合わせのジャンク品でシドニーの携帯の電波を傍受して
しまうマーシャル。流石に数ある電波の中からシドニーの電波
だけを選り分けるのは無理だろうという展開だったが、
衛星の熱感知を使って墓の中のシドニーを見つけ出す辺りは
とても面白い方法だった。

ただアメリカからキューバが幾ら近いと言っても、マーシャル
が飛行機で飛んで探しに行くという設定には無理があるな。
攻めて今回の作戦行動にマーシャルがシドニーと一緒に行動
していてキューバに存在している設定にすればいいのに。

APOがバイオハザードによって閉鎖される。
ディクソンは神経ガスに冒され死にかけていたが、あのクスリ
一本注射しただけで治ったのか。どんな神経ガスなのかも分か
らないのに、よくワクチンが近くにあったな。

ベルリンのウルリッヒ所有のナイトクラブへ。
ホント、エイリアスに出てくる組織はナイトクラブを所有して
居ることが多い。
マーシャルがそこでエージェントを装ってウルリッヒに接触
する展開は緊迫感もあって面白かった。しかもあの携帯型の
銃の凄さに感嘆すると共に、暴発してしまうところもまた
マーシャルらしくて良かった。最初からいちいち駆け引きせず
撃ち殺してしまえば良かったのになとか言わない約束か?

目玉をえぐり出すグロイシーンはほぼ言葉のやりとりだけ
だったので想像の領域だけど、スプーンを使うという所が
エグさ爆発。しかしシドニーはなんの躊躇もなく、目玉を
使って網膜認証してしまうのだから、エージェントの凄さを
感じさせた。

でも今回のエピで一番恐いのは、帰宅したマーシャルではないか?
子供を放っておいて仕事に言った彼。キャリーになんて言われる
のだか。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
Kevin Weisman (マーシャル・フランクリン) メカニック
Mia Maestro (ナディア・サントス) シドニーの義理妹

Amanda Foreman (キャリー・ボウマン) マーシャルの妻
Diego Wallraff (アレックス・ラッカー) 情報提供
Ulrich Thomsen (ウルリッチ・コトー) 敵のボス

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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