エイリアス 2重スパイの女 / シーズン4
ALIAS (2001年)


第81話(15) 魂の救い
Pandora

脚本/J.R. Orci、Jeff Pinkner 監督/Kevin Hooks

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias4/

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ディクソンは逃げる犯人との銃撃戦。
地下道に逃げ込む犯人を追いつめる。一人の女性・サヴィーナ
を仕留めるも、もう一人の仲間に撃たれてしまう。その仲間
とはなんとヴォーンだった。

48時間前のL.Aでは、変異コイルを盗み出して以来行方不明に
なっているヴォーンの消息をAPOは探していた。ヴォーンの通話
記録からシドニーに連絡が有ったのを知りスローンはシドニー
を呼び出す。彼は危険物を持って逃走している事。スローンは
48時間の猶予は与えると告げる。

その頃ヴォーンはパリのオープンカフェに居て、先日父親の
情報を持ってきたロバーツからの連絡を待っていた。
1時間待っても現れない彼に痺れをきたして帰ろうとすると
そこにロバーツがやってくる。変異コイルを渡せと迫るが、
まずは情報を与えるのが先だとして一歩も引かないヴォーン。
テーブルの下にある封筒を開けろというとそこには、なんと
ヴォーンの父親が生きているという事を示唆する写真が入って
いたのだった。
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さて今回は一応ヴォーンの父親周りの話が片付いた話だった。

冒頭からディクソンがヴォーンに撃たれるという衝撃的映像
から始まり48時間前に遡るという、このドラマではよくある
タイプの演出。

ヴォーンは父親の消息を追うためにロバーツとその裏で操る
ものの指示に従う。更なるミッションに加担しろと言われ、
装甲車によって厳重に運ばれる説明書らしきものを盗み出せ
と告げられる。装甲車の金庫を開けるために必要なコールド
レーザーをボルドーの個人病院から盗み出す事になる。
問題はCIAを裏切る行動を取らねばならないという点。
その為にヴォーンがディクソンと対峙する様子が描かれている
事が発覚していく。
イマイチヴォーンが父親が既にこの世にいないと分かる経緯が
分からなかったのだが、結局ヴォーンがこれまで悩み通して
きた父親の件は幻だった。裏で手を引いていたのがスローン
だという事で、実に衝撃的だったが、サンディエゴに居る
スローンはいつも知っているアーヴィン的スローンではない
という点だ。

一方ナディアは刑務所に収監されるカチャから母親イリーナの
事を聞き出すために足繁く通っている。因みにカチャが出た
過去のエピソードは、シーズン3の12話と21話と22話。
カチャはシドニーに逢いたいとのことで命がけの駆け引きを
行う。カチャによるとイリーナがシドニーを殺す意思は無かっ
たとの事。それを証拠に修理屋に預けられているオルゴールの
存在を教えられる。そこからはなんとスローンの口座に繋がる
証拠が見つかる。気になるのはシドニーはナディアにイリーナ
が自分に殺し屋をあてがった事を伝えたが、イリーナを殺した
のが自分であることが発覚しないかという事。その内分かって
しまいそうな感じだけどね。

マーシャルはジャックの容体が気になるために一人彼の体の
具合を調査。遺伝子変異が起きていることを告げるが、
これって治すことは出来るのか?

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
Kevin Weisman (マーシャル・フランクリン) メカニック
Mia Maestro (ナディア・サントス) シドニーの義理妹

Michael K. Williams (ロバーツ) ヴォーンに情報をくれる
Isabella Rossellini (カチャ・デレフコ)
Izabella Scorupco (サヴィーナ) ロバーツの仲間
Michael Ensign (ヴォーゲル)
Joel Grey (スローン)
Nickolai Stoilov (ヤン) ロバーツの仲間
Eamon Hunt (グレゴール) ロバーツの仲間
Nicoll Bacharach (ジェラード) 医師

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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