エイリアス 2重スパイの女 / シーズン4 ALIAS (2001年)

第85話(19) 見果てぬ夢 In Dreams...

脚本／Jon Robin Baitz 監督／Jennifer Garner

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias4/

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偽スローンはイタリアの修道院へと足を運ぶ。
彼はこの修道院で研究し開発を成功させた攻撃性を失わせる
蜂の存在に興味を持ったのである。修道院で育てられていた
のは失われたと思われていたランバルディの蘭。5000万ドルを
提示するがカンピンスキー院長はそれを断る。すると偽スロー
ンは部下に命じて、攻撃性の有る蜂を投入し院長を初めとして
45人のスタッフ全員を死に至らしめた。
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今回はいよいよ本物スローンと偽物スローンの対面。
何故こんなにスローンの情報を知り得ているのか。

記憶を吸い出したり移植できたり出来るのかという不可思議
な展開。しかも偽スローンはブレイン・ストームプロジェクト
によって色々と情報を洗脳されているが、そんな細かいところ
まで情報を知り得ていることにちょっとした戸惑いを見せる。

スローンに似た人をよく用意したなと言う感じだが、脳を
いじるだけなら別に似たような人でなくてもいい気がする。
記憶とのギャップを無くすために背格好の似ている人を選んだ
のだろうか。

さて偽スローンが捕まるまでは意外とあっさりとしていた。
本物ならばこんな簡単に捕まるわけない。

始めて偽スローンに対面したとき、どちらが本物のスローン
なのか分からなくなるような展開で、今まで信じてきたスローン
が実は偽物何じゃないかと思わせる作りは良くできている。

ブレインストーム計画を行っていたマッカローを捕まえるも
服毒自殺。蘭の在処は聞き出すことが出来なかった。

シドニーが偽スローンと対面すると色々と洗脳させられそうに
なる。ランバルディが求めていた物。争いの原因は人間であり
人間を変えれば犯罪は亡くなるとして、一応偽スローンが
やろうとしていた事も悪事の撲滅だったらしい。
遺伝子操作によって攻撃性を失わせること。
既に水に混ぜて混入していたという本物スローンのセリフが
印象的だったね。

結局よく分からない理論だが、マーシャル発案の二つの人格
を分けるという方式をとり、もう一つの人格から蘭の在処を
聞き出そうとする。

吸い出される本物スローンの人生に於ける最も悲しい時期を
思い出させられ、ジャクリーンという子供と死別していた
事実を知らされる。正直もっと面白い過去が発覚して、今後
に繋がっていくのかと思った。
久しぶりにアーヴィン・スローンさん登場ってことで、
スローンが彼女の居る世界に固執しようとするところは、
鬼の目にも涙というか、スローンにも愛こそ一番だという
感情が有ったのねと改めて気づかされた。

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
Kevin Weisman (マーシャル・フランクリン) メカニック
Mia Maestro (ナディア・サントス) シドニーの義理妹

John Benjamin Hickey (カンピンスキー) 修道院長
Angus Scrimm (カルビン・マッカロー) ブレインストームした
Joel Grey (ネッド・ボルガー) 偽スローン
Amy Irving (エミリー・スローン) スローンの故妻
Mark Gantt (バルフォー)
Mia Mazo (カリーナ)
Nick Spano (アンジェロ)
Toshi Toda (タケナダ) 古物商
Ayodele Adeyemi (ヌグンベ) 古物商

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)