エイリアス 2重スパイの女 / シーズン4 ALIAS (2001年)

第88話(22) 謎また謎 Before The Flood

脚本／Josh Appelbaum、Andre Nemec
監督／Lawrence Trilling

http://www.tv-tokyo.co.jp/alias4/

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装置が稼働しているソボグダの上空から降下し、取りあえず
DSRのメンバーたちとの合流地点を目指す。DSRは襲われて
全滅しているかに思えたが、ブローディンが唯一生存していた。
一度感染した人間に治療法はなく殺す以外にないという。
装置はビルの屋上。現場まで地下鉄の電車を使っていこうと
いう事になる。
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いよいよ第4シーズン最終話。

まるで現場は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」状態。

装置の意味がいまいちよく分からなかったが、この装置からは
何らかの電波を発する装置だったのか?毒の入った水を飲んだ
人が電波を浴びることでゾンビになるという解釈で良いのだろ
うか?
水には単体ではゾンビになる性質は無いと思っていたのだが、
装置の中に入った毒の水は結局最後放出されたわけで、
ロシア軍が装置を破壊しても結局変わらなかったんじゃないか?
みたいなオチのような気がしないでもない。装置がないなら
別に水を浴びても大丈夫なような気もするが、その辺の関係は
よく分かるものがない。

電車に乗り込むことが出来なかったナディア。
ゾンビに群がられるところはまさにジョージ・A・ロメロ状態。
あの状況からよく助かったなという感じ。

ブローディンという名の男性が登場したが、シーズン4の1話
「秘密支部APO (前編)」にも登場している。あっさり殺されて
しまったけどね。

ナディアは結局エレーナに捕まり注射を打たれた。
スローンは裏切ったと思っていたが、内部に潜入し止めようと
していたという「エイリアス」ではありがちなパターン。
ジャックがスローンを殴り、お前はもうこのチームのリーダー
ではないと言ったシーンが、視聴者の気持ちを代弁している様で
良かった。相変わらず行動が紛らわしいんだよね。

最後はイリーナが幼い頃からやりたかったというエレーナ叩き。
流石のイリーナもゾンビになることは嫌なのか。
装置を止めるためには"白いコードか青のコード"というお決まり
のシーンが展開され、白いコードだと告げるイリーナを完全無視
して青いコードを躊躇無く切らせるところが笑える。
それどころかそれを聞いた途端にあっさり姉を殺害してしまう
エレーナが凄い。

スローンもゾンビ化したナディアを撃つことで一応シドニーから
信用されたのか。

最後はヴォーンとシドニーの結婚式かと思いきや、いきなり
ヴォーンから、秘密を打ち明けられる。"私はヴォーンではない"
って一体あなたは誰!?

ジェニファー・ガーナー (シドニー・ブリストウ) 主人公
マイケル・ヴァータン (マイケル・ヴォーン) CIA辞め教師に
ヴィクター・ガーバー (ジャック・ブリストウ) シドの父
ロン・リフキン (スローン) CIAに敵対していたが和解
カール・ランブリー (ディクソン) CIAの主任
グレッグ・グランバーグ (エリックワイス) CIAのエージェント
Kevin Weisman (マーシャル・フランクリン) メカニック
Mia Maestro (ナディア・サントス) シドニーの義理妹

Sonia Braga (ソフィア/エレーナ) 三姉妹
Lena Olin (イリーナ・デレフコ) シドニーの母
Rob Benedict (ブローディン)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)