大学時代の恩師であり、アリーの不倫相手でもあったドーソン
教授の突然の訃報。教授の妻から弔辞を頼まれるのだが。

他人を苦しめることでその人の真価が分かるという司祭の言葉
が、なんとなくアリーという人物の存在感を物語るような
話の展開だった。

それもそのはず。
彼女によって振り回される人々の多いこと。
密室でのビリーとのやりとりによって、ジョージアが嫉妬し、
ロニーは嫉妬し、今回ドーソンの教授まで悩ませてしまった
彼女。

生前の教授の気持ちの真意を問う奥さんに、教授が語っていた
事とは真逆のことを語る彼女の優しさに触れる話ではあるが、
嘘のつけない彼女の態度が面白いくらい表現されていたと
思う。特に墓穴を掘るような言葉を発したときの足をくわえる
ような特殊効果には笑わせて貰った。

しかし皆、リチャードの事務所に集まりすぎ?
そんなに弁護士事務所とは気軽に立ち寄ることの出来る場所
なのかってくらい、事務所とは関係のない人物がよく訪れる
なぁ。

評価：★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

レギュラー出演者
Calista Flockhart (アリー・マクビール) 主人公
Courtney Thorne-Smith (ジョージア・トーマス) ビリーの妻
Greg Germann (リチャード・フィッシュ) 弁護士事務所オーナー
Lisa Nicole Carson (レネ・ラドリック) アリーのルームメイト
Jane Krakowski (エレイン・ヴァッセル) アリーの秘書
Gil Bellows (ビリー・アラン・トーマス) アリーの元恋人
Vonda Shepard (ボンダ・シェパード) バーで語り弾き
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 弁護士

guest
Tate Donovan (ロベルト・チーニ) 出版会社
Jerry Hardin
Brett Cullen (ジェームズ・ドーソン) 大学教授。アリーと不倫
Kathy Baker (キャサリン・ドーソン) ジェームズの妻
Alexis Kleyla (カーラ・ドーソン) 10歳の時の娘
Holliston Coleman (カーラ・ドーソン) 4歳の時の娘