アリー・myラブ Ally McBeal

第6話 婚約 The Promise
脚本/David E.Kelley 監督/Victoria Hochberg

競合するアイスクリーム屋の訴訟事件と、売春事件を担当する。

結婚に対する幻想を抱くことは悪いことなのか。
純愛を馬鹿にし、売春婦を自立した女性のように扱う裁判に
疑問を持つアリーは、理想と現実の狭間に立たされ深く考え込む。

売春事件がまさか無罪になるとは思わなかった。
これが陪審員制度の恐いところなのか。

女性が性を売り物としている事に対する現実や男性の本性への
言及など、裁判では興味深い争いになったし、口答で聞いている
と、彼らの主張が例え間違っていたとしても、どれも正しく思えて
きてしまう辺りがドラマの凄いところ。

アリーは女性として自立していて、自分に正直に生きている真っ
直ぐな人なので、理解できない主張には躍起になる部分があるが、
正しい事が全て真実ではないという事にも気がつかないと、後々
大変な事になりそうですね。

結婚に対する幻想、そして幼き頃の夢を比較に出し、理想論を
展開したアリーであったが、あんまり他人を感化しすぎると
責任問題に発展しそうで、アリー自身を傷つけることにもなり
なんとも恐い感じがした。

ちょっとオデブのピピンは可哀想な感じもするし、太り具合が
自業自得な感じもするし、なんとも微妙な話しかな。

でも最後のジョン・ケイジのアリーに対するフォローはなかなか
決まっていて良かったと思う。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

レギュラー出演者
Calista Flockhart (アリー・マクビール) 主人公
Courtney Thorne-Smith (ジョージア・トーマス) ビリーの妻
Greg Germann (リチャード・フィッシュ) 弁護士事務所オーナー
Lisa Nicole Carson (レネ・ラドリック) アリーのルームメイト
Jane Krakowski (エレイン・ヴァッセル) アリーの秘書
Gil Bellows (ビリー・アラン・トーマス) アリーの元恋人
Vonda Shepard (ボンダ・シェパード) バーで語り弾き
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 弁護士

guest
Jay Leggett (ハリー・ピピン) 相手の代理人。アリーに惚れる
Rusty Schwimmer (アンジェラ・サープ) ハリーの婚約者
Jamie Rose (サンドラ・ウィンチェル) 売春婦
Michael Winters (ハーベット・スピット) 判事
Michael Bofshever (アレン・ステフェンソン) 判事
James Mathers (カーペンター) 売春した医者
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 売春事件担当の弁護士

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