アリー・myラブ Ally McBeal

第9話 ダーティ・ジョーク The Dirty Joke
脚本/David E.Kelley 監督/Daniel Attias

リチャードの法律事務所で働く男性陣に人気の美女・ジェニファー
が、先日の訴訟事件の件で反撃してくる話し。

セクシーであるという理由だけで不当な扱いを受けたとする彼女が
会社を訴えた事件。

同性からのセクハラ事件というなんとも不思議な話で、そこから
飛躍して会社の対応を訴えるというのは無理が有りすぎる内容だ
った。
如何にも弁護士に唆されて本人の感情は不在のままで進行した
訴訟事件のようにも見える。

これぞ訴訟大国のアメリカらしい一例なのか。

話しの論点は、同性からの嫌がらせは無かった事を本人に認め
させる事。
自分からも認めているように、先日のエレインが起こした訴訟
問題が有るまで同性が特異な視線で眺めていたことを知らずに
来たこと。
既にこの時点でこの話しの結論は出ている。
無理矢理火のないところに煙を立たせた内容だった。

仕事以外の話しでは、ダーティジョークを巡るレネとアリーの
やりとりが有った。
ドラマではこちらの方に比重多きモノが存在していたような感じ。

ジョークをジョークと捉えきれないアリーの性格。
アリーをジュリー・アンドリュースに例えられた辺りは、実に
面白い演出だった。
レネのジョークを語る話術には感心させられるモノがあるのだが
やっぱり真面目なアリーがHな話しをするのは、イメージから
しても無理が有るのかな。
小さくなるアリーが面白かった。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

レギュラー出演者
Calista Flockhart (アリー・マクビール) 主人公
Courtney Thorne-Smith (ジョージア・トーマス) ビリーの妻
Greg Germann (リチャード・フィッシュ) 弁護士事務所オーナー
Lisa Nicole Carson (レネ・ラドリック) アリーのルームメイト
Jane Krakowski (エレイン・ヴァッセル) アリーの秘書
Gil Bellows (ビリー・アラン・トーマス) アリーの元恋人
Vonda Shepard (ボンダ・シェパード) バーで語り弾き
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 弁護士 "チビクッキー"

guest
Keene Curtis (ジョンソン・ホーク) 裁判長
Brooke Burns (ジェニファー・ヒギン) リチャードの会社の美女
Sandra Bernhard (キャロライン・プープ) 弁護士

inserted by FC2 system