アリー・myラブ Ally McBeal

第19話 誕生日の憂うつ Happy Birthday, Baby
脚本/David E.Kelley 監督/Thomas Schlamme

http://happy.woman.excite.co.jp/ally/
http://www.foxjapan.com/tv/bangumi/ally/

2日後はアリーの誕生日。
弁護士事務所の仲間達は誕生日を盛大に祝ってくれようとするが、
28歳という年齢を気にするアリーは素直に喜べなかった。

今回の担当する裁判は、無断侵入に対する訴え。
3度デートした相手が真夜中の3時頃に、寝ている女性相手の
ベッドルームに押し入り、足を触ったというもの。
幾ら心を許しかけた相手とはいえ、常軌を逸する行動である
として訴えた。
アリーは今回被告側の代理人として活躍する。

今回珍しく検事側の代理人として出廷したのが、アリーと
ルームメイトであるレネ。多分この人が仕事をしている姿を
初めて見ました。元々口達者で洞察力の鋭さは、
これまでの会話の中で見て取れるので、アリーとの対決は
楽しみだった。

心神喪失状態として争うとするアリーだが依頼人がそれを許さず。
難しいのは戦いの中にも、互いに愛情が存在するという点か。

孤独という現在病を持ち出し、やらずに後悔するならばやって
後悔した方が良いとして陪審員を説得するアリーに対して、
無謀な賭にも程があるとしたレネの対決だったが、問答対決では
それ程盛り上がらなかったような感じもする。
やっぱり最後はアリーが勝ってしまった。あんまり説得力は
無かったけど、刑事事件として争うには多少無理がある気が
しないでもないからね。

それよりも今回は人生設計が狂い始めたことにより苛立ちを
覚えるアリーの姿が抽出された話しだった。
子供の頃思い描いていたのは28歳には産休を取る姿だったいう
彼女の夢と現実とのギャップに悩まされるアリーの苦悩が
見て取れた。
可哀想なことにそれを実現するのに最も近いと思われていた相手
ERのグレッグはシカゴに栄転する事が決まり、別れの予感。

最後には珍しくエレインというやり合う場面まで見られた。
彼女には楽しくしたい訳が有ったのですね。

そういえば今回原告の女性は、現在見ている海外ドラマ、
デスパレートな妻たち」で活躍しているHarriet Sansom Harris
だった。吹き替えの声優さんまで同じだったので見やすかった
です。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

レギュラー出演者
Calista Flockhart (アリー・マクビール) 主人公
Courtney Thorne-Smith (ジョージア・トーマス) ビリーの妻
Greg Germann (リチャード・フィッシュ) 弁護士事務所オーナー
Lisa Nicole Carson (レネ・ラドリック) アリーのルームメイト
Jane Krakowski (エレイン・ヴァッセル) アリーの秘書
Gil Bellows (ビリー・アラン・トーマス) アリーの元恋人
Vonda Shepard (ボンダ・シェパード) バーで語り弾き
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 弁護士 "チビクッキー"

guest
Jesse L. Martin (グレッグ・バッターズ) 医者。アリーといい仲
Harriet Sansom Harris (チェリル・ボナー) 原告
Barry Miller (マーク・ヘンダーソン) 被告。足フェチ
Alaina Reed Hall (エリザベス・ウィット) 判事
Roberta West ()

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