ザ・プラクティス〜ボストン弁護士ファイル〜との合同企画。

海外ドラマ「ザ・プラクティス」の刑事弁護士のメンバーが
今回アリー・myラブに出演した。
勿論どちらのドラマもDavid E.Kelleyが製作を担当している為
に実現したもの。二つのドラマ共にボストンを舞台にして
いる設定故にこんなエピソードが誕生したのだが、面白いこと
に「ザ・プラクティス」のスペシャル版の「斧殺人事件(Axe 
Murderer)」というタイトルのドラマの中には今回とは逆に
「アリー・myラブ」のメンバーが登場してしまうのだから凄い。

ドラマは、今回アリー史上初の殺人事件の容疑者の弁護を
担当。かなり殺人にナーバスになるアリーの姿を見て取れるし、
ボビー・ドネルら「ザ・プラクティス」の落ち着いた弁護姿
とリチャード弁護士事務所の対比はかなり興味深い。

ただ今回3つのエピソードが混在してしまった為に結果的に
一つ一つのエピソードが随分軽い感じに見えた。
一つは斧殺人事件だし、一つはフランス料理屋の不当解雇の件、
そして最後に突如現れたレネのエピソードだけど、レネのエピ
ソードは別の時に描いても良かったのではないか?

ビリーがこの件を機に格の有る弁護士としての仕事をしたい
と心情を露わにした。それだけアメリカ訴訟大国の象徴である
リチャードの考え方との違いが鮮明に現れたが、今後この違い
がどう広がっていくのかも興味深い。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

レギュラー出演者
Calista Flockhart (アリー・マクビール) 主人公
Courtney Thorne-Smith (ジョージア・トーマス) ビリーの妻
Greg Germann (リチャード・フィッシュ) 弁護士事務所オーナー
Lisa Nicole Carson (レネ・ラドリック) アリーのルームメイト
Jane Krakowski (エレイン・ヴァッセル) アリーの秘書
Gil Bellows (ビリー・アラン・トーマス) アリーの元恋人
Vonda Shepard (ボンダ・シェパード) バーで語り弾き
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 弁護士 "チビクッキー"

guest
Tony Amendola (ウォルター・スワン) 裁判長
Michael Brandon (アダム・ドーソン) 担当検事
Isaiah Washington (マイケル・リバース) レネが怪我を負わせる
Donna Murphy (マリー・ハンソン) 容疑者。斧で夫を殺害
Dylan McDermott (ボビー・ドネル) 刑事弁護士
Lisa Gay Hamilton (レベッカ・ワシントン) 刑事弁護士
Steve Harris (ユージーン・ヤング) 刑事弁護士
Kelli Williams (リンジー・ドール) 刑事弁護士
Camryn Manheim (エレノア・フラット) 刑事弁護士
David Burke (ハリー)
Al Pugliese (ジョエル・ハート) レストランを不当解雇
Kelly Connell (ピータース) 精神科医
Alaina Reed Hall (エリザベス・ウィット)
Paul Jenkins (ケール) 刑事