アリー・myラブ Ally McBeal

第23話 思い出にかわるまで These are the Days
脚本/David E. Kelley 監督/Jonathan Pontell

http://happy.woman.excite.co.jp/ally/
http://www.foxjapan.com/tv/bangumi/ally/

アリーは刑事弁護士のドネルから臓器提供裁判の協力を依頼
される。ジョンは従兄弟の傷害事件を担当する。

実は第1シーズン最後の話しだと知らずに見ていました。
どうも最後に一年の総括的展開になったので可笑しいなと思って
いたら最終話。テレ玉は第2シーズンも放送してくれるのだろう
か。ホームページを見ても何も書いていない。流石埼玉ローカル!
因みにテレ玉の韓ドラ枠(金曜日)では、「ホテリアー」の放送が
始まりました。


さて今回のアリーの担当は、臓器提供者が病院を相手に訴えた
もの。親友に自分の寿命を縮めてまで心臓を提供したいと言う男
の真意を確かめるもの。
人間の価値とは何なのかを考えさせるために上手く身分の違う
二人の人間を用意した所など、設定的に良くできていたと思う。
アリーに判事としての決定権を与える裁判官の奇抜な発想にも
驚かされたが、依頼人の権利を最優先にすべきハズの弁護士が
依頼人を裏切るような決断を見せた所など、サプライズ的な
演出で面白かった。
人間の価値とは一生の間に何をしたのかではないとしたアリー
の決断は見事。

またもう一方の裁判はチビクッキーが担当した傷害罪。
幸せな人を見るとつい棒で叩いてしまうという男の弁護。

レネとチビクッキーのエレベーター内でのやりとりが面白かった。
奇抜な戦術で負け裁判を勝ちに導くチビクッキーも今回ばかりは
駄目だった。当然ながら他人の幸せに対する妬みを、幸せを
繋ぐキューピット役と扱う詭弁が通じなくて、何故かホッとした
りした。
これで勝ってしまうと裁判は勝つためだけに有る様な錯覚に
陥るからね。
でもこんなくだらない事で懲役刑になるっていうのも可哀想
というかマヌケな感じにも映るかな。

それはそうと最後はインパクトが有った。
ビリーとジョージアのHシーンを目撃してしまったアリー。
平然と言うわけではないと思うが、そんな場面でも取り乱さず
普通に会話する辺りは、如何にもアメリカン的演出か。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)


レギュラー出演者
Calista Flockhart (アリー・マクビール) 主人公
Courtney Thorne-Smith (ジョージア・トーマス) ビリーの妻
Greg Germann (リチャード・フィッシュ) 弁護士事務所オーナー
Lisa Nicole Carson (レネ・ラドリック) アリーのルームメイト
Jane Krakowski (エレイン・ヴァッセル) アリーの秘書
Gil Bellows (ビリー・アラン・トーマス) アリーの元恋人
Vonda Shepard (ボンダ・シェパード) バーで語り弾き
Peter MacNicol (ジョン・ケイジ) 弁護士 "チビクッキー"

guest
Dylan McDermott (ボビー・ドネル) 刑事弁護士
Ken Abraham (ヘンドリックス) 被害者の一人。証人として出廷
Rhonda Dotson (ジュディ・マーティン)
Richard Schiff (バーニー・ギルソン) 臓器提供者
Willie Garson (アラン・ファーマー) ジョンの従兄弟。傷害罪
Bob Gunton (マイケルソン) 企業会長。心臓弱い
Albert Hall (セイモア・ウォルシュ) 臓器提供裁判の判事
Phil Leeds (デニス・ボイル) 傷害罪裁判の判事
Lee Wilkof (ニクソン) 検察官

inserted by FC2 system