BONES -骨は語る-


第3話 木に吊るされた少年


脚本/Hart Hanson 監督/Patrick R. Norris

個人情報に関して厳格で有名なハノーバーの寄宿学校で
遺体が見つかる。しかも遺体は木の上から吊されて見つかる。
果たして自殺なのか他殺なのか。

明日から新学期であり、安全を保証している学校としては
他殺ではなく自殺での処理をしたいと考え、圧力をかけてくる。


ドラマはイマイチよく分からなかった。

自殺か他殺の判断に於いて、ブレナンは首の骨でも舌骨に
目を向ける。この骨、ブレナンによると普通折れることはなく、
体重にして90kgくらいの人が首つりしないと折れないとのこと。
その骨が折れている事から、まずは他殺の線で捜査を始める。

被害者は遺体の人工内耳の番号から、ネストール・オリーボス
だと分かる。彼はベネズエラ大使の息子。
アメリカでの学校生活は、言葉の壁、文化の壁、そして障害の
壁により、虐めの対象になっているのではないかと思わせた。

ドラマを盛り上げたのは何と言っても守秘義務という名の学校
の隠蔽体質にあった。

ネストールの母はこの件を自殺で処理させまいとして、護衛官
に偽装工作させようと試みる。ブレナンとブースによって
あっさりと倒されたが・・

死亡推定時刻は、10日から14日前。しかし7日前に母親宛に
メールが来たことから、益々事件性が疑われた。

ドラマを劇的に進めたのは、被害者の部屋にあった本人を撮影
するHなビデオだ。映っていたのはキャムデンとHしている
ネストールの姿。キャムデンを事情徴収すると、明らかに
不自然な発言により二転三転する。
相部屋であるタッカーの発言も何処か可笑しい。

ドラマの凄いところは、このビデオを生徒は交換して見せ合っ
ている様で学校も把握している事。そのビデオを校長が持って
いるというのも凄いがその中に、保護者でありキャムデンの
母親とHしているネストールの姿があった。この辺の関係が
実に分かりづらく、キャムデンはネストールが可愛いと言った
り、逆にビデオを撮って脅していたりと、よく分からない
行動を見せていた。
結局タッカーとキャムデンが結託していたの?
あのメールの件もイマイチよく分からなかった。

結局舌骨の件は、ジャックがシドの店で怪しい食べ物を食べた
お陰で、胃の凭れ=胃酸で舌骨を解かしたようだ。
自殺と判断するブレナン。
最後に全ての真相を探らせるために、上手く二人の容疑者を
取調室に呼び別々の部屋で見えるように尋問した所が功を奏
した。この取り調べ方法って時々駆け引きに使われるよね。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

Dominic Fumusa (ピーターSt.ジェームズ) ブレナンの夫
Dave Roberson (ベネット・ギブソン) FBI現場指揮

Jose Zuniga (ミッキー・サンタナ) FBIボス
Jonathan Adams (ダニエル・グッドマン)
Heavy D (シド・シャピロ) 料理店店主
Mark Totty (レオ・サンダース) 警備
Tom Dugan (ロンソン) 校長
Marlene Forte (オリボス) 大使
Gary Cervantes (オラルド)
Mandy June Turpin (ダウン・St.ジェームズ)
Nicholas Hormann (デストリィ) キャムデンの父
Chris Conner (オリバー・ローリエ)
Toby Hemingway (タッカー・パティソン) ネストールの相部屋
Kayla Mae Maloney (キャムデン・デストリィ) ネストール彼女
Avis Wrentmore (メロディ・デストリィ) 母
Christopher DerGregorian (トマー・コマラ)
Patrice Pitman Quinn (ローチ) 保安官
Tom Schmid (パティソン) タッカーの父
Kristin Carey (パティソン) タッカーの母
Samuel Carman (ネスター12歳) 手術ビデオの中で
Kavita Patil (テレサ・ペティ)
Brian Burnett (ネストール・オリボス) 被害者

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