BONES -骨は語る-


第6話 壁の中の逃走
The Man in the Wall

脚本/Elizabeth Benjamin
監督/Tawnia McKiernan

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金曜日の夜、アンジェラはボーンをクラブに誘う。
そこでボーンが発した"民族的"という言葉にアフリカ系アメリ
カ人は不快感を露わにし、次々とボーンに歩み寄ってくる。
ボーンは先制攻撃とばかりに襲ってくる者達に一撃を食らわせ
ると、蹴られた人は吹き飛びクラブ内の壁に激突。穴が開いた
壁の中からミイラ化した遺体が出てくる。

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今回の事件は最後の段階で躓いた感じの話だった。
身元を割り出すために指紋を検出する。その時にボーンは腕を
切り取り皮を剥ぎ取って手袋のようにしていたのが凄い。

また現場にはヘソのピアスが引きちぎられた跡が見つかる。
いつもはグロさに得意なボーンが何故か気分を悪くしていた。

ドラマとしては解明するのが難しい事件ではないだろうか。
少なくとも誰が殺したのかは判明するのが難しかった。
最後に頭蓋骨の陥没の跡がまるで目印のようになっていたが、
この跡が無ければ判明できないものだった。

不自然なのはイブを殺した人物がランダルだった件。
ルールズは過去に右手を銃で撃ち抜かれて神経を損傷している
ので外されたが、ランダルも杖をついていて足が悪くないか?
相当力がある人物で、右手を後でねじって骨折させつつ、左手
で薬を吸わせたとされている事からも、杖を持つ人では無理
な気がする。

結局殺された動機とかはイマイチ不明。
DJマウントは移籍騒動が発端だったのかな。
イブは麻薬と金を盗んだと言っていたけど、これを裏付ける
事実も正直本当にそうなのかは想像の域を出ていない気がする。

DJマウントの父親が出てきて息子の人物像を語っていった。
成績優秀ならば、DJという職業ではなく別の道を選べば良かった
のにね。
更にイブのお兄さんも登場。今回は残された者達の叫びが響い
てくるような話だったかな。


テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

Dominic Fumusa (ピーターSt.ジェームズ) ブレナンの夫
Dave Roberson (ベネット・ギブソン) FBI現場指揮

Jose Zuniga (ミッキー・サンタナ) FBIボス
Jonathan Adams (ダニエル・グッドマン) 監察医

Bokeem Woodbine (ランダル・ホール) クラブの経営者
Anne Dudek (テッサ・ジャンコウ) ブースの彼女。弁護士
Charles Duckworth (ルールズ) DJ。マウントと対立
Laz Alonso (ジョージ・ウォーレン) イブの兄
Robert Gossett (タイラー)
Kathy Byron (マギー)
Morris Chestnut (オークス) FBI。潜入捜査官

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