BONES -骨は語る-


第9話 過去からのプレゼント

The Man in the Fallout Shelter

脚本/Hart Hanson 監督/Greg Yaitanes

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12月23日。世間はクリスマスムードで浮かれる中、研究所では
ブレナンは相変わらず仕事一辺倒。そんな彼女にアンジェラは
パーティーに誘う。なかなかクビを縦に振ろうとはしないブレ
ナンだが、ようやく約束を取り付けるアンジェラ。
そんな中、ブースが白骨遺体を持ってくる。農業関係の施設
にサンムールを作るために掘った地面から核シェルターが
見つかりその中から遺体が見つかったというのである。核シェ
ルターは50年代のもの。ブースは素人意見で遺体は自殺だと
発言するも、胸に手を置いたまま銃弾で頭を打ち抜かれている
ことから他殺であるとブレナン。
クリスマスパーティーに行くという約束も何処吹く風。ブレナ
ンは調査を優先して作業を行う。

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今回は骨を切断していたところ、生物汚染で施設が閉鎖され
中にいたブレナン、アンジェラ、ジャック、ザック、ダニエル
そしてブースは缶詰状態になる。

感染しているのではないかとちょっとナーバスになるブース
たちの言動が笑えた。脳に注射を打たねばならないという
情報を得て恐怖が過ぎったのだろうね。まぁ実際その現場に
居れば笑えないのだろうが、くしゃみ一つで感染していると
敏感になる辺り、普段の豪快さは影を潜めていた感じだ。

今回は色んな事が明らかになる。
まずブースに子供が居たこと。
そして何と言ってもブレナンがクリスマスを素直に喜べない
過去が明らかになる。

白骨遺体の件は、結構面白いエピソードだった。
時代背景を考えると白人と黒人が一緒になることなど有り得ない
状況の中、そんなエピソードが有ったことを描いた。
そんな時代を生きた人が今でも現存し、その事実を伝えることで
最高のプレゼントになる訳だが、物質的にも1セント硬貨が
上手くアイテムとして利用し、この家族の孫が望んでいる看護師
への道が開けるって事で実に良くできた流れだ。

しかしあの立体映像でクリスマスツリーを作ってしまった所は
凄いな。
生物汚染で施設中に警告音が鳴るシーンも、クリスマスに引っか
けた仕掛けなのかと思っていた。
最後はみんなでブレナンにプレゼントをあげるなんて気が利いて
いるね。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

Dominic Fumusa (ピーターSt.ジェームズ) ブレナンの夫
Dave Roberson (ベネット・ギブソン) FBI現場指揮
Jose Zuniga (ミッキー・サンタナ) FBIボス

Jim Ortlieb (ハル)
Heavy D (シド・シャピロ)
Margaret Avery (アイビー・ギレスピー)
Billy Gibbons (アンジェラの父)
Bob Bouchard (アディ)
Christina R. Copeland (リサ・ピアース) アイビーの孫
Ty Panitz (パーカー・ブース) シーリーの子供

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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