BONES -骨は語る-


第14話 6人目の死体
The Man on the Fairway

脚本/Steve Blackman 監督/Tony Wharmby

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ゴルフ場に呼び出されるブレナンとザック。
FBIの管轄外の事件ということで今回ブースは同行せず。
聞くところによると国務省のチャーター機が不調を訴え暫く
管制官とやりとりしていたものの、このゴルフ場に不時着を
試みるとき木にぶつかり大破したのだという。搭乗していた
のは、中国外交官二名。更にアメリカの実業家と機長、副操縦
士が搭乗していた訳だが、何故か6体の遺体が見つかる。更に
意味不明の骨まで見つかった。骨の状態には全く焦げ跡が無い
事から搭乗していたものではなく、飛行機が落下の際にぶつ
かったものか、元々有った遺体だという。
所長は上からの要請で6体目の遺体が何者なのかを突きとめろ
と命令するが、調査員達は焦げ跡のない骨の調査を同時進行で
行おうとする。

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あれだけの骨でどれだけの事が判明できるのか。
有る意味興味深い案件。

不自然な傷が有ることから人為的に切断されたと判断。
更には凍った状態で木材粉砕器のようなもので削られた事が
判明する。
粉砕器の飛び出す角度と距離を計算し、ゴルフ場に残された
骨を捜査し、爪の中にポリウレタンの跡を見つけ、更には
骨腫瘍の跡を見つける。
それによって今回物語に登場するジェシーの父親・マックス
の遺体ではないことが断定された。

粉砕器を過去に使ったことのある人物は二人という事で、
すぐに犯人も特定され、それが誰なのかが判明。
犯人はレイ・スパークスで、被害者は兄のフランク。
家の相続争いが引き金となったようだ。生きた人間を冷凍庫に
閉じこめるだけでなくそれが実の兄というところが凄いね。
アメリカの地下室ってこの手の冷凍庫が必ず有って、映画や
ドラマではよく遺体が入っているよね。

さてドラマでは妙なノリが全体を支配していた。
あの凍ったブタを粉砕器にかける時の男性陣の異様な盛り上が
り。男性はこういう馬鹿げた事を楽しそうにやると言いたげな
脚本家からのメッセージ。なんかブタが愛嬌有ったので可愛そう
な感じもした。

またブースとザックの関係も妙な雰囲気が漂っていたね。
無視されているのは一人前として認めている証拠とか、仲間と
して認めているとか。
確かにブースってザックを無視しているな。

また今回ブレナンが正式に自分の両親の事を捜査願いを申し出た
訳だけど、今後の伏線っていうか見つかるのかな。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

ジェシー・ケイン (Michael E. Rodgers) 父親が失踪
レイ・スパークス (Michael Bowen) 木材粉砕器使用
イアン・ダイソン (Shashawnee Hall) 安全委員会
カレン・アンダーソン (Christina Chambers) マックスの愛人
エディ (Marc Raducci) カレンの彼氏

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