BONES -骨は語る-


第16話 地下の住民たち
The Woman in the Tunnel

脚本/Steve Blackman、Greg Ball 監督/Joe Napolitano

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公道の真下、通気シャフトから地下水路へと向かうブースと
ボーンズとザック。落下したところに白骨化した遺体が見つ
かったのである。取りあえずボーンズは遺体に群がるネズミ
を追い払うと、遺体に関する調査を行う。
被害者は女性、上着とクツが無い。調査途中にボーンズは
人の気配を感じて辺りを見回すと、黒人の男性の姿を目撃。
すぐに追い掛けるが複雑な地下通路故にすぐに見失ってしまう。

遺体を研究所に運び調べると、すぐに骨折用の固定具の製造
番号から身元が判明する。マーニー・ハンター、24歳・170cm
左利きで普段はドキュメンタリー作家であるという。恋人から
失踪届が出ていた。ジャックが更に調べると10日前に死亡した
事が判明。ちょうど失踪届が出された時だった。
果たして被害者は殺されてから落下させられたのか、それとも
落下して亡くなったのか。両足の骨折は恐らく着地の時に
できたもの。頭蓋骨の陥没骨折をどうみるのかが問題となる。

取りあえず婚約中の恋人であるガーフィールドに話を聞きに
行く。

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ドラマとしてはそれ程難しい案件ではなかった。
特にドキュメンタリー作家と言うこともあり、撮影したフィル
ムが残っていた点が事件を早期に解決させたような展開だった。

犯人への特定は頭蓋骨についた骨折後を調査した結果、T字型
の凶器が使われていることが判明。更にアンジェラの復元に
よって左利きの人物に殴られたことまで判明する。

撮影したフィルムによってクライミングのコーチの二人が
すぐに特定された。

ドラマとしての問題は、この地下トンネルの中に南北戦争時代
の宝が眠っているという真相。
ハロルドという名の地下の住民が持っていたメダルは、1778年
陸軍省が文化遺産を収用した倉庫の扉に付けられていたもの
だと判明する。この辺は所長が相変わらず詳しかったね。

アンジェラがハロルドから似顔絵を作ってもらったときにも
金髪の女性が有名な絵である事を所長が真っ先に見抜いたし、
もの凄い知識量だ。

文化財が盗まれる前に犯人逮捕をしなければならないとした
時、応援に来るTACの事を、ボーンズはチックタックと表現
していた。無線で交信するとき思わずブースもチックタック
はまだか?見たいな事を言った後に、無線の相手からお前
今チックタックと言ったのか?とツッコミされるところが笑えた。

相変わらずブレナンは銃を持ちたがっている姿も印象的。
なんてアクティブな女性なんでしょうか。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

ハロルド・オーバーメイヤ (Glenn Plummer) 地下の住民
ヘレン・ブロンソン (Mary Mara) ソーシャルワーカー
フィル・ガーフィールド (David Denman) マーニーの婚約者
カイル・モントローズ (Brian Gross) クライミング。犯人
デューク・ディアレル (Ryan Alosio) クライミング
マイケル・プレストン (Keith Pillow)
マーニー・ハンター (Fay Wolf) 被害者。ドキュメンタリ

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