BONES -骨は語る-


第21話 英雄の秘密
THE SOLDIER IN THE GRAVE

脚本/Stephen Nathan
監督/Jonathan Pontell

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アーリントン国立墓地で焼死体が見つかる。
夜中の出来事なので誰も目撃した者は居ない。
遺体が見つかったのはチャーリー・ケントという元バスケット
選手であり、イラクに派兵された英雄の墓の前であった。
遺体は男性でアフリカ系。20歳から29歳である事。
研究所に遺体を持ち込み調べていると彼は軍服を着ていた事
が分かる。そしてその遺体がデボン・マーシャルである事も
判明する。更に焼死体になる前に、何かで耳を突き刺されて
おりそれが死因である事も判明する。

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ドラマとしては意外とよく使われそうな、イラク派兵中に起こ
った事件の隠蔽の為の殺人だった。

マーシャルは戦争に抗議しておりその事を犯人は知っていると
思われる。

同じく戦争経験者としてブースがナーバスになる展開であり、
それをまたブレナンが土足で踏み込んでくるものだから
感情的にはややこしくなったね。

遺体はデボンだと発覚。彼の家族に会いに行くと、ジミー・
マーティンという男性と仲が良かった事を知る。
ジミーはデボンの死によって治りかけていた精神的な病気が
ぶり返していた。彼が兵士だと知り強くは聞けないブースと
ちゃっかりDNA鑑定のためにたばこの吸い殻を持ち帰るブレナン
の構図。

当時イラクで一緒の隊を率いていたフラー大尉に会いに行く。
当時チャーリーが何故亡くなったのか尋ねる。
同じ軍隊にいたのは、チャーリー、デボン、ジミー、
レファーズ、フラー、そしてキャンベルだと判明。しかしみん
ながみんな口裏合わせしたように同じ様な被害状況を語り始め
る。更にチャーリーの検死報告書に不備がある事を知り、
再び墓を掘り始める。
アメリカってそのまま遺体を埋めるから出来るわざだね。

遺体を調べていると致命傷はM-14という銃によって発せられて
いる事が分かり、それはレファーズのもの。それを問いつめに
行こうとしていたところで、レファーズは遺書を残して自殺
してしまう。

レファーズにはデボンが殺された日のアリバイが存在している。
結局事件は頭蓋骨を刺したものが医療用の注射器であったり
薬を手に入れられる物としてキャンベルが犯人だった。

イラクで起こった出来事まで全て写真だけで明らかにしていた。
でもそれだけ異常な状況下だし、一瞬の躊躇が死に直結する
様な状況でこういうミスは絶対に付きものだよね。
真実を隠すのは悪いことだけど、なんとなく兵士ばかりを
責められない話だったな。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル(湯屋敦子)
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ(木下浩之)
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン(北西純子)
ザック・アディ…エリック・ミレガン(青木 誠)
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン(鈴木正和)
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ(中村浩太郎)

ジミー・マーティン (Aldis Hodge) 戦友
ウィリアム・フラー (Matt Battaglia) 大尉
ピーター・レファーツ (Kirk B.R. Woller) 戦友。弁護士
ハンク・ラトレル (Mitch Longley) 判事。ブースの戦友
ジョディ・キャンベル (Stacy Hogue) 衛生兵
マーシャル夫人 (Monnae Michaell) マーシャルの母
ティナ・ケント (Cyd Strittmatter) チャーリーの母
ブラッドリー・ケント (Eddie Allen) チャーリーの父
キアラ・マーシャル (Jasmine McNeal) 妹
フィリップ・シーモア(Rick Fitts)
カレン・マーティン (Erica N. Tazel)
サンダース (Adam Lieberman) FBI
チャーリー・ケント (Jon Barton) 戦死
デボン・マーシャル (Darius Cottrell) 焼死

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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