BONES ―骨は語る―
シーズン2


第14話 友情とルールのジレンマ
The Man in the Mansion

脚本/Christopher Ambrose
監督/Dwight H. Little
--------------------------------------------------------
豪邸の主、テランス・バンクロフトが書斎で殺されて発見され
る。発見したのは婦人のクラリッサ。婦人は夫とは別の場所に
旅行中であり遺体が発見されたのは死後3週間。
彼はジェファソニアンへも6千万ドルも寄付する後援者であり、
ブレナン自らの調査を希望する。遺体現場を見ると延長コード
で腕を結ばれ、首もとを切られて亡くなった様子。身体中には
複数の刺し傷が有ったことから強盗殺人が疑われた。
婦人によると彼は青少年の更生施設に多額の支援を行っていた
という。
調査の結果身体中の刺し傷は死後に刺された物だと判明。直接
の死因は頸静脈を切られた事だと判明する。
歯形も一致し、腐敗していた遺体はテランスだと確定する。

事件の話を聞いていく内にジャックの様子がおかしくなる。
ジャックは被害者の写真立てを見つけ、中から1995年8月に
撮影された写真を取り出す。そこには被害者のテレンスと一緒に
ジャックも映っていた。
ジャックはクラリッサの元に行く。二人は8年前に婚約しており
テランスに横取りされた格好になっていた。ジャックは知り合い
だとすると捜査から外されるのでクラリッサに僕と逢っても
初めてのフリをしてくれと頼む。彼女から夫とは上手く行って
居なかったことを聞かされる。

被害者が後援をしていた青少年更生施設を訪れる。
事情を聞くとフリンという14才の少年が2,3kgのヘロインを持っ
ていた事がありテランスが取り上げたことが有ったという。
しかし施設の少年・少女達に尋ねてもその事を証言する者は
居なかった。

--------------------------------------------------------

検死官役にJames Hiroyuki Liaoが出演。

ドラマプリズン・ブレイクで、コンピュータを巧みに操る
ローランド役で登場した彼だけど、昨日見たCSI:科学捜査班
のシーズン7の15話"最後の仕事 Law of Gravity"にも怪しげな
ポン引き役で登場。

ブレナンとティム・サリバンの関係。

これまでに4回のデートをしたのに彼はベッドに誘ってこない
という。しかも彼が参加しているバスケットボールチームに
於いて、彼は他の選手達と一緒にシャワーを浴びたことがない
事を知る。果たしてゲイなのか、それとも短小なのか。
プレナンが悪気はないのだけど、小さくても気にしないとか
色んな失礼なことを言うところが笑える。君は男心を砕く天才
だなとか言われてた。

相変わらずカウンセラー通いのブース。

靴下とネクタイ、そしてズボンのバックルがカウンセラーに
言われて今までの派手なものから地味なものになったらしい。
今までの彼の服装なんて気にしてないので分からなかった。
彼には裕福な特権階級を嫌っている部分があるらしい。
そんな不満を服装によって発散させているとか。ホントかいな。

ティム・サリバンからブレナンとの関係を相談されるブース

これって複雑だろうな。本当のところブースってブレナンの事
なんとも思っていないのだろうか。相棒だからとして感情を
抑えている所はないのか。
寝た後にブレナンがブースにその事を語る辺り、実にアメリカ
らしいオープンさというか、ブレナン博士の奇抜さというか・・
因みにサリーことサリバンは小さいのではなく異常に大きいの
だそうだ。

検事のジュリアンと被告側弁護士・バロンの関係。

なんと元夫婦だとか。
ジュリアン検事のキャラクターが爆発していたね。
でも彼女のお陰で一度は辞表を出したジャックが再び戻ってくる
までの道筋が付いたのではないか。

事件の真相。

結局ヘロインを取り戻すための動機だったのかな。
彼の着ていたマスクラットの毛皮が被害者の体に付着していた
事から犯行の立証は出来たのだけど、ジャックとクラリッサの
関係を問い詰められ、結局証拠は法廷の場では使えなくなって
しまった。結局体内に潜伏していたアスペルギウス・ウスタス
なる菌の存在で証明するに至る。アンジェラがジャックに感化
されて菌に関する知識が半端無く存在していた点が笑えた。

テンペランス・ブレナン…エミリー・デシャネル
シーリー・ブース…デイビッド・ボレアナズ
アンジェラ・モンテネグロ…ミカエラ・コンリン
ザック・アディ…エリック・ミレガン
ジャック・ホッジンズ…T・J・サイン
ダニエル・グッドマン…ジョナサン・アダムズ
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士

ゴードン・ワイアット (Stephen Fry) 精神分析医
ティム・サリバン (Eddie McClintock) FBI
キャロライン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事

ロバート・フレージャー (Reid Scott) 施設の男性。犯人
デビッド・バロン (Ernie Hudson) 弁護士
クラリッサ・バンクロフト (Meredith Monroe) 被害者の婦人
チャーリー・バーンズ (Nathan Dean) FBI
ジュリー・フォアパーソン (Tammy La)

--- (Jesse D. Goins) 判事
--- (Brian Catalano) 執行官補佐人
--- (Dawn-Lyen Gardner) レポーター
--- (Erin Torpey) バスケット競技場で会話する女性
--- (Azita Ghanizada) バスケット競技場で会話する女性
--- (James Hiroyuki Liao) 検死官
--- (James Earl) 更生施設の少年。麻薬の件を証言する

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

inserted by FC2 system