BONES - 骨は語る -
シーズン3





 

Oct. 2, 2007
第2話 青空に散った正義と真実 SOCCER MOM IN THE MINI-VAN

脚本/Elizabeth Benjamin
監督/Allan Kroeker
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サッカーママ・エイミーは、子供達のサッカーを見守り、娘に
声を掛けようとするが、一度車から降りて娘の姿を見ると
話しかけずに車に戻る。車を発進させようとすると突然車は
爆発するのだった。

現場にブースやブレナンたちがやってくる。
ブースはブレナンに対して、折角ジュリアン検事に賭け合い、
ブレナンと刑務所に拘置されている父・マックスが個室で会え
るようにしたのだから逢いに言ったらどうか?と告げるが、
ブレナンは別に特別扱いはしなくて良いと告げる。

焼け焦げた車の中にある遺体を調べる。
体は焼け焦げ手足はバラバラになっていたが、ブレナンは運転席
に有る胴体の骨を見て、
被害者は40代半ばから50代後半の女性
で出産経験がある人物だという。それを裏付ける為の婚約指輪
付きの指が見つかる。
FBIの検視局の人物によると、詳細は爆弾班が来ないと分からない
が、
車両からは爆発物の残留物が検出され、周囲からは金属片
が発見されているという。パイプ爆弾によるものなのか。
FBIは車を爆弾班の元にもっていくとするが、ブレナンは研究所
に持って行くのでFBIの方からこちらの施設に出向いてくれと
語る。車内からは首から下げていたであろうロケットが見つかり
中には娘の写真が入っていた。しかしサッカーママに、どんな
恨みを持つ人物が居たのか。

アンジェラの元に現場で拾い集めた頭蓋骨を届けるが、これだけ
で復元するのは難しいという。ジャックらは
爪の中の微粒子
調べるという。
FBIの爆弾班が来る事を知るとジャックは敵対心を露わにする。
やつらは役人であり、俺は情熱を持つ献身的な科学者で、権力
には屈しないと。そんな主張をしているとFBIの爆弾班がやって
くる。カミールからフロスト捜査官だと紹介されると、ジャック
はあまりの美人に思わず見とれてしまう。緩衝水溶液を入れ
キャピラリー電気泳動で金属微粒子を取り出すとジャックは
フロストにアピールする。

そんな中被害者は車両登録書からジェレミー・ナッシュだと
判明する。
バージニア州・カルペッパー在住の男性で、被害者
はその妻・エイミーだろうと推察。写真を見たブレナンは何処かで見た事が
有るという。
被害者の車の中から荷物が多い事に気がつくと、もしかすると
夫と別居しようとしていたのか?と疑う。ブースはブレナンを
誘って一緒に被害者の夫・ジェレミーに逢うというが、ブレナン
は父と面会するのでそれを断る。

マックスと刑務所の特別個室で会うブレナン。
ブースが手配してくれた事を語ると、マックスは良い奴だという。
ブレナンは何故マックスが
15歳で私たち兄妹を捨て、FBI副長官
を殺害したのか理解出来る説明を求める
が、マックスは自分の
事を犯罪者ではなくはぐれものだと告げ、常に権力と戦って
来たのだという。FBI副長官は悪党でありお前を殺そうとしていた
のだと告げる。父は過去は水に流せる事を訴え、また元の関係に
戻ろうと訴える。ブレナンは父に頼まれていたトランプを置いて
出て行こうとすると、マックスは一緒にブリッジをやろうと
誘う。5歳の時によくやっただろうと告げると、いつも父が勝利
していたとし、良い父は娘に勝たせるものだと語る。しかし
手加減して手に入れる自尊心など何の役にも立たないのだと告げ、
今のお前があるのはそれを分かっているからこそだと語る。

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爆破された女性は、30年前にNLAと称して世の中を良くしよう
として過激な思想を持って活動していた人物だと知る。
30年前に一人の家に押し入り殺害していた事から、犯人は殺さ
れた父親の息子・ダニーではないかと疑っていく。
更に長年この事件を追っていたサムは、事件に関しては特別な
思いが有り、FBI捜査官のブースに自分も捜査に加えて欲しい
と告げるが・・・

今回のやりとりを通して、ブレナンが父親と向き合う流れが
演出された。30年前に犯罪を犯した母親も、今ではテロリストの
姿ではなく、母親としての顔を見せていること。
ブレナンの父親・マックスもまた過去には詐欺を繰り返して
来た事もあって、今回の一件には犯罪者の娘としての立場で
見守る姿勢があった。

相変わらずブレナンがお堅い人類学的変化は受け入れられるが、
人間に関しては先入観を持って接していた事を認め、父親の
事をある程度受け入れていく姿勢を魅せていった。

一方ブレナンをサポートしつつも事件捜査をしていたブースは、
先輩刑事や若手刑事を復讐事件の容疑者として疑わねばならず、
失礼な行動をとる事になってしまう。立場状仕方が無い事なんだ
けどね。完全にサムが怪しいと思っていたけど、サムの容疑
が晴れた際には、サムも自分の年齢を実感して、ブースの事を
許してくれる姿が有った。

犯人の男性は関節リウマチだったとするけど、銃を撃つことが
出来ないとする程に、そんなに関節が曲げられないものなのだ
ろうか。
手紙が正しく伝わっていれば、こういう悲劇も置かなかった
のだろうし、あの時、サッカーをしている娘に手紙を渡せて
いたらまた違った展開が待っていたのかな。
ただ父親はよく爆弾の作る方法なり、銃を手に入れたりして、
犯罪を偽装できたなという感じだった。

それにしてもジャックは、アンジェラがいるのに失礼なヤツだ。
事ある毎にフロストのお尻や腰を見つめていた。
フロストもまた相手のパーソナルスペースに入り込んで半ば
挑発しているんじゃないかと思う所も有ったけど、研究者たちは
そういう所に無頓着だったりするのかな。


■使用された曲

・Lou Reedの"Perfect Day"


■検索用ワード

・トランプ 靴下 アーチサポート付き
・ハラジオカツオブシムシ 肉を食べさせ骨を綺麗にしてもらう
・爆弾班の爆弾女 最高にセクシー
・下半身で何が起きても良いがパンツの中で留めておいて
・胸骨柄 筋組織 トリフェノハメタン
・手製のタトゥー 柄を復元 悪魔崇拝? NLA国家解放軍だ
・70年代世界を変えられるとして陸軍の徴兵所を爆破、パトカー放火
・1975年警察官射殺
・容疑者 ジューン・ハリス ニール・ワトキンス 指名手配30年
・ハリスは司法取引 刑期9年 罪を認める
・シカゴセブン裁判で戦う ニコソン CIA ブッシュを訴えた
・電気泳動 HPLC 爆薬の化学組成
・腕時計が起爆に使用
・車のエアフィルー
・肩を打たれた被弾の跡
・指導者は弟子に追い込まれるりを恐れる。変化を受け入れるのは
難しい
・床上手
・30年前にダニーの父を殺した銃と同じ
・ハリスはワトキンスの指示で動いてて居た
・大事なのは未来だけだと言って居た
・ジェラルド・ロックリア
・時計 ソーヤー社 揮発性顔料 起爆装置に付着 アメリカ国旗 NLAで
爆弾を作る時と同じ
・車のエアフィルー シェナンドーパイン(ウエストバージニア・シェ
ナドー固有の松) レザーフラワー(ポトマック北部)
・ヘンダーソンビルとメイプルフラッツの間
・自殺か偽装か
・混沌に身を委ね不正に手を染めてはいけない、怒りで目を曇ら
せれば人は過ちを犯す。理解と思いやり優しさと愛だけが真の革命
思想
・シングルモルト 75年製 老兵の交替

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ザック・アディ (Eric Millegan) 数学が得意
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事

マックス・キーナン (Ryan O'Neal) ブレナンの父、詐欺師
キャサリン・フロスト (Deborah Zoe) FBI、ジャックが目を奪われる
ジェレミー・ナッシュ (Erich Anderson) 父親
セリア・ナッシュ (Scout Taylor-Compton) 娘
レオナルド・ハンツィンガー (Richard Cox) 弁護士
ダニー・バレンチ (Chris Tardio) 被害者の息子、警察官
サム・ライリー (Ron Canada) FBI
マーカス・ゲイヤー (David Greenman) FBI
ジューン・ハリス (Susan Rohrer) エイミー・ナッシュ
--- (Guy Kent)
--- (Joe Davis) Security Guard


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