BONES - 骨は語る - シーズン3

Oct. 23, 2007
第4話 土の中の秘密 THE SECRET IN THE SOIL

脚本／Karine Rosenthal
監督／Steven DePaul
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ブレナンとブースは臨床心理士のランス・スイーツ(22歳)の元
で、カウセリングを受ける事になる。FBIは二人のコンビの解消
を考えており、その理由としてはブースがブレナンの父親を
逮捕し証言した事で、仕事に支障をきたすと考えていたからだ
った。しかしブースはランスが22歳という若さも有って、まるで
信用せず、ブレナンも心理学を信じていないとして診断される
事を拒む。自分はペンシルバニア大で心理学の博士号を取り、
論文は出版された事を説明するが、二人ともランスの事を
"坊や"扱いし、話を聞こうとしない。とりあえずランスは二人
に今度来るまで性格テストに答えを記入してきて欲しいと告げる。
そんな中、ブースの元に遺体が出たと電話が鳴り、ブレナンと
共にオフィスを出て行く。

遺体が見つかったのは閉鎖中の病院の敷地内だった。
発見者はこんな人気のない場所で何をしていたのかという
ブレナンに対してブースは、10代ホルモン過多だからだと言うと
ブレナンは姦淫の為なのか?という。オレが10代の時にはゴルフ
場の9番のバンカーでマリアンヌと関係を持った事を思い出すと
いうブース。
カミールによると、星座を見に来たカップルがその際遺体に躓い
たことで発見されたのだという。まだ肉は付いているとのこと。
遺体を見ると時計や靴が高級な事からホームレスとは考え
づらかった。ブレナンは遺体を見て、中年・男性、そして死後
数週間経っているという。骨がべたついているとの事で、
遺体の深部体温を測ることを要求する。すると腐敗している
肉体にもかかわらず53度ある事が分かる。捨てられる前に調理
されたものなのか?と疑う。

ラボではジャックがこの遺体は"父亡き息子事件"の被害者かも
知れないと告げる。しかし食人された形跡はないとのこと。
ザックは胸骨に銃創らしき跡が有る事を告げる。
ジャックはドイツの食人事件の事を口にする。ネット広告を
使って食人者を募集した人物がいること。

遺体が最初に有った場所を特定する事を求められ、ジャックは
腐敗した遺体に付着するケシキスイ科の虫の事を調べる。
被害者の足の傍に大量のシミが有り、収穫蟻の死骸があるという。

被害者はフランク・カーティス(54歳)だと判明する。
昨日妻・マージーから失踪届が出ているとの事。フランクは
オーガスタ郡のナチュラルサン自然食品チェーンの創業者で
資産家だった。無農薬で栽培する有機野菜を作っていた人で、
そういう農家にも支援金を出していたという。
スボンからはクロロビクリンが検出される。それは殺虫剤であり
無農薬を使っている割には不自然ではないか?と疑う。

妻・マージーの元に話を聞きに行く。
娘のキャットと二人で暮らしていた。娘は母の為にイグナチア
アマラと呼ばれる悲しみに聞くとされるホメオパシを持って
くる。家にはハーブティーのカップが置かれているのですぐに
戻ってくると思っていたという妻だった。
大成功を収めていてもフランクは原点を忘れない為に自分でも
無農薬で栽培していたとの事だった。
誰かに恨まれる可能性はないか?と尋ねると、妻は否定するが、
娘は父親がかなり強引な方法で他の農家たちに自分の価値観を
押しつけて、有機農法にしろと脅していたという。反対する
農家には色んな法律を駆使して土地から追い出していたのだと
いう。

争っていたとする農家の一人、ハーディングから話を聞きに行く。
自分の土地で作るのはタバコだけで、150年間ずっとタバコを
作っていたがフランクから脅され争いがあった事を認めるが、
木曜日には彼と逢っていないと告げる。しかしブースは農薬管理
委員会に木曜日にクロロピクリンを散布する許可を得ている
事を指摘し、被害者にその農薬が付着していた事を問う。
すると争っている際にホースで追い払うときに多少その農薬が
彼に引っかかったかも知れない事を聞くが殺すまではしていない
という。

ブースとブレナンは移動中会話する。
ブースはトマト一個に4ドルも払うなんて考えられないというと
ブレナンは大学の研究では農薬汚染の沼にいるアリゲーターと
そうでない沼のアリゲーターを比較した場合、農薬入りの沼に
居るアリゲーターの性器が小さいことが研究で発表されている
事を指摘する。

遺体の皮膚組織に模様が有った。
カミールはアンジェラに模様は何かと尋ねると、多分ボタンで
はないか?という。

一方遺体は高温だった事から、タバコを加工する過程で葉は
乾燥され小屋に運ばれ間接的にバーナーで乾かしている事を知る。
もしかしたらハーディングの小屋の中で殺害されて遺棄された
のではないか?と疑う。
そんな中遺体に付着していた皮膚片から、別人の皮膚が付着
している事が判明する。恐らく二体の遺体がこすれ合って出来た
ものだろうとしハーディング家に庭を調べる事になる。
ハーディングの妻・エリザベスは、フランクとはとても仲が
良かった事を告げ、彼は女好きで有名だったという。夫が居る
前でも私に言い寄ってきていたので夫は嫉妬していた事を聞く。

ラボで骨を解析していたザックは胸の穴は銃創ではなかった事
を報告する。一方ジャックは付着していた虫の中にパイナップル
にだけ寄生するカルポフィルスニチドラリデが検出された事を
報告する。ここから一番近いパイナップル畑はフロリダで有り
バージニアの農家が温室で育てているという。
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閉鎖された病院の敷地内で遺体が発見される。
腐敗の具合と遺体の温度から、人食い殺人の可能性も示唆
されるものが有り緊迫するも、遺体に付着している成分・虫
そして凶器の特定から犯罪現場を割り出していく。

今回は何と言っても新キャラが登場したこと。
法人類学とは相容れない心理学の医師でしかもブースに言わす
と"坊ちゃん"だ。ブースの失礼極まり行動にも受け流せる所は
スイーツが見た目と違って成熟しているところが有るのかも。
ワンポイントでの登場かと思っていたのだけど、実は彼、
現在放送中のシーズン8までコンスタンスに出演している。

スイーツは昔イジメられっこで、オレのような体育会系を見た
途端に仕返ししたくなったんだろと、ブース節炸裂していた
けどね。

更にスイーツからブースとブレナンが揉めたときにはどうやって
対処しているのか?と問われた際には、モメてないとするブレナン
に対して、ブースはブレナンが脅したと訴えた。何の事かと
思えば、自然食品を食べないとオレのペニスが縮むと脅したんだ
と訴えた。

あんまりドラマの中で絡める役柄に思えないけど今後どういう
形で関わってくるのか。
まぁFBI捜査官にはこういうセクションのカウセリング部門は
必要だとは思うのだけどね。ボーンズも最近は、単なる骨を
見るだけでなく、肉付きの生々しい事件を担当する事が多く
なってきたので必要なのかな。

事件は過剰にエコを推進する人物が、女に対してはだらしない
一面が有り、娘の父親に対する視線が事件を引き起こしてしまっ
たもの。
悲しいかな実娘が異母姉妹の女性を誤って殺害してしまい、
更には勘違いした父親が娘の彼氏に襲いかかり、自己防衛のた
めに父親を殺害してしまったというもの。
全てはコミュニケーションの不足が招いたもので、自由気まま
に働いてきた父親は遺産の全てを寄付してしまうという事で、
父親の死を利用して、保険金を手にしようとしていた娘の母親
に対する気持ちが表れた事件だった。

異母姉妹だったという辺りが今回のポイントだったけど、
CSIならばすぐにDNAから類似性を見出してしまう事件ではない
のか?骨の穴の先天性異常・胸骨孔の共通性を見出していたけど、
そうなるとキャットもまたこの異常が有るのだろうか?

■使用された曲

・Fisherの"You"
・8mmの"Bones"

■検索用ワード

・堆肥は77度になる コンポスト場 バイオディーゼル
・ジャックは大好きな豚小屋に入っている豚みたいに喜んでいる
・大腿骨と左の尺骨に防御創
・複数の刺し傷、肩甲骨と肋骨の背中側
・好熱菌
・死蝋
・クロバエが産卵していない 殺害後すぐに埋められた
・女性 遺棄 水曜 男性 遺棄 木曜
・素人が心肺蘇生を行った傷と類似している
・愛していたから欠点も受け入れていた 娘は父親を崇拝していたので
夢は壊せない
・第5頸椎が水平方向に骨折している 事故でテーブルに頭をぶつけた証
拠 椎骨が折れた
・大麻油のホディーケア製品
・トリグリセリド ジグリセリド 遊離脂肪酸 植物油が床から検出
・ピッチフォークが凶器
・服からは高濃度のメタノール カセイソーダが検出 バイオディーゼル
の燃料
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・コーヒーならば付き合う コーヒー友達だ