BONES - 骨は語る -
シーズン5




 

Nov. 5, 2009
第6話 チキンファーム殺人事件 The Tough Man in the Tender Chicken

脚本/Dean Lopata
監督/Dwight H. Little
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ジャックはブレナンがやってくると、ウッドチャックたちが来て
いる事を告げる。ジェファソニアンの科学少女たちのガールス
カウトだというもの。彼女たちが川で発見した遺体を運んでく
れたのだという。まるで働き者のネズミだと。
ブレナンがやってくると子どもたちは拍手で迎える。その行動
に理解出来ないブレナン。みんな君のファンなんだぞという。
遺体はサベージ川でのエコキャンプ中に見つけたものでバス
で運んできたものだという。ブレナンは現場を荒らしただけだ
として子どもたちの行動が間違いだとするが、子どもたちは
現場保存の技術も心得ていて、遺体が見つかった川の水のサンプル
や虫、現場写真などを詳細に取ってきたのだという。あの子たち
はホントにプロみたいだと。カムは骨でも投げてあげたらとジョ
ークを飛ばす。ブレナンは子どもたちに対して次からはプロに
任せてと語る。

インターンはウェンデルだった。
遺体が凄い臭いがする為に驚く。組織サンプルから硫化水素が
検出されたというカム。X線から遺体は中年男性のもので、
身長は170から190cmだという。骨には全身に傷があるが、川に
流されたものなので、見た目死因とは関係がなさそうだという。
指先が無くなっていること。ギャングが指紋を見破られない為
にも切り落とした物なのかと告げる。

ジャックとウェンデルは改めて現場に行き、切り落とされた指
を探しに行く。そんな中ウェンデルは遺体が硫化水素に浸かって
いた可能性が有ることを告げ、もしかすると政府による人体冬眠
システムが開発されていたのではないかと疑うと、ホッジンズ
は陰謀論者らしく政府による拷問を疑っていく。

ブースはとりあえず軍に問い合わせる。
アンジェラは真に受けたのかと呆れる中、ダーパという国防総省の
高等研究計画局に問い合わせる。するとそこの曹長が2、3ヶ月前
に失踪しているという。ただし顔写真は公開出来ないために、
アンジェラが復元した顔と照合すると言われる。
アンジェラが復元した顔は、人とニワトリが融合したような顔の
人物だと分かり、一同驚く。
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BONESの感想を一度書いたのだけど、「ワンス・アポン・・」
同様に書いて有った感想のファイルを古いファイルで上書き
してしまい削除してしまった様です。凄いショックですが
取りあえず思い出しながら書いていこうかと思います。

今回のインターンのラボ職員はウェンデルでした。

で、まさかのアンジェラとの絡みのシーン。
ブースはすぐに気がついていたけど、アンジェラの性欲の
解禁に伴い餌食になるのがホッジンズかと思えばインターン
を食い物にするアンジェラ。ウェンデル君は奨学金を受け取る
苦学生なのにアンジェラがそんな彼から「ブタ救済の為の金」
をむしり取るところがまたえげつないです。

当然アンジェラは色々と走り回り、次々と「ブタ救済の為の金」
を集めるために奔走します。

今回はチキン工場で起きた事件に対して、人々が動物擁護の立場
の人たちが容疑者として浮かび上がってきますが、チキン工場
での残虐な動物たちへの扱いから、アンジェラの中でも動物擁護
のエピソードをぶつけてきた様です。
アンジェラは自分の価値観をブレナンにぶつけて、ブレナンが
その基金に金を捻出しないことで絶交宣言くらいの勢いで激怒
していたけど、ちょっと理解出来ないところですね。
ブレナンは色んな寄付金を出しているし、菜食主義だと訴えるが
アンジェラにとっては目の前のブタを助けることが自分の使命だ
と感じているようです。ただこういう寄付金集めも本当に助けた
のかどうか分からないし、難しい問題ですね。

アンジェラの活躍は見つかった骨の骨格からいつものように
元々の顔を復元していくものでした。
その出来た顔はニワトリ顔をした人間男だった為に、軍が人間と
掛け合わせて開発した兵器ではないかとするホッジンズの陰謀説が
飛び出しました。
ホッジンズたちの語る陰謀説は殆ど漫画レベルです。
スーパーソルジャー・プラナリアにするんだとのことだけど
一体何のことだって感じですね。

この似顔絵復元ネタ、パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知
ユニット
のフィンチも同様のネタが有った気がします。
似顔絵の男はまさにソックリだというところが笑えますが、
正直そんなにニワトリ顔だという程の顔には見えませんでした。
ニワトリ養鶏業者は硫化物を飼料として与えているので、鼻が
変形していくというところですが本当なんですかね。

被害者がクラックステン養鶏業者だという事が分かる。
入り口では「ケッコウ・ケッコウ・もうケッコウ」と抗議活動を
している人で溢れていました。
40年代から経営しているという会社のようです。臭いが凄いと
いうことで風下に住んでいる人たちは、愛護団体でなくとも相当
怒っていたようです。
アメリカのドキュメンタリー番組で、このドラマが放映する直後
だったか、チキン工場を取り上げ、一時期話題になっていた
ような気がします。養鶏業に限らずこの手の裏側を見てしまうと
正直菜食主義になるというのも分かる気がします。

ブースとブレナンも養鶏場を訪れた際に、市民からコーンシロップ
をかけられるという辺りが凄かったです。

さて上述したアンジェラとブレナンです。
私たちは価値観が違いすぎると言われ落ち込んでいるブレナン
のことをブースは気が付きました。ブースは親友の間に割り込む
のはゴメンだとして仲裁役はしませんでしたが、ブレナンは
人と揉めることになれていないだけだとして暖かく手を握る
姿が有りました。

アンジェラはスイーツに相談に行きました。
元々はブレナンとのことで相談したのではなかったですが、
スイーツは争いが起きているのは性欲の転化だとしてそろそろ
現実に戻るべきことを主張していました。ちなみにアンジェラの
禁欲は5ヶ月と14日でした。

アンジェラとブレナンを仲裁したのはスイーツの発言でした。
人生がただのディベートならばブレナンは勝利するが、仲間が
困っている時には理屈無しに助けるべきことを主張したことで
ブレナンはアンジェラに資金を提供したことで仲直りしました。

ちなみに事件はUSBで画像データを流出したのは妻でした。
しかし犯人は警備をしていた人物で、妻が養鶏場の存在によって
体調を悪化した結果、110km離れた場所に引っ越した為に、
その分のガソリン代を請求した際に争いになったのが顛末のよう
です。

ブースは最後、自分はウソを見抜くのが下手になったと落ち込み
ました。直腸脳障害だとブースは訴えていましたが、ブレナン
はそんな病名はないとして笑っていましたが、ブースの能力は
本当に落ちてしまったのでしょうか。

■使用された曲



■検索用キーワード


テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士、"カム"
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事
ランス・スイーツ (John Francis Daley) 心理学博士
マーカス・ガイアー (David Greenman) FBI捜査官・鑑識

ウェンデル・ブレイ (Michael Grant Terry) インターン
ジョン・コリンズ (Sean Bridgers) 警備員
ゲイナー・レイビン (Tracy Middendorf) 経理担当
ジーナ・マクナマラ (Sufe Bradshaw) 羽根むしり担当から異動、セクハラ
ジョシュ・パーソンズ (Andrew J. West) 反対派
ロイ・メイヤーズ (Steven M. Porter) パン屋
--- (Asia Anderson) Woodchuck Girl
--- (McKenna Barron) Woodchuck Girl
--- (Gabriel Loeb) Protestor


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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