4 Feb. 2011
第15話 魂の伴侶 The Bones on the Blue Line
脚本/Carla Kettner 監督/Chad Lowe
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スイーツは通勤途中に地下鉄に乗る。 座席の隣に座っていたマルコは電話で会話しているウチに涙
した為に、スイーツは心理学者として何か力になれないかと 声を掛ける。するとマルコはこの涙はうれし涙なのだとつげ、
自分は8年間白血病と闘ってきたが、今の電話でもう大丈夫だ
と言われたのだという。人生の半分を我慢して生活してきたの
でこれからは旅行に行き、女性と付き合って人生を謳歌すると 語る。
一方ブレナンが新刊が日本での翻訳出版することになり、
日本からイワナガがブースとブレナンにインタビューにやっ
てくる。しかしインタビューの途中に地震が訪れる。
イワナガが単なる地震だとして大して驚かなかったが、ブース はここはカリフォルニアと違ってワシントンであり地震など
あり得ないという。しかしブレナンは1811年、12年には大地震
が有り、1928年にも地震が起きている事を語る。更に二度目の 大きな地震が発生するとみんな驚く。
地下鉄を走行中の列車は、水道管の破裂によって大変な事態
になっていた。急ブレーキして停まる中、マルコは車内の 鉄柱にぶつかって倒れてしまう。その直前、マルコは水道管の
水に流れて白骨体があるのを目にしていた。
すぐにブース&ブレナンも現場に駆けつける中、現場では駅職員 のコリンと鉄道警察のグラント巡査が捜査していた。
ブースはスイーツの元に行くと、呆然としているのを知る。 彼の手の中でマルコという人物が亡くなった事を受けてショック
を受けていたのである。彼は旅に出てエキゾチックな女性と 寝ると言っていたのに、いきなり亡くなってしまったのだと語る。
ブースはスイーツの様子を気にするが、自分は大丈夫だと語る。
グラントは水道管が破裂して遺体が流れて来た事を説明する。 骨を見たブレナンは30歳代の男性で死後一週間以上経過している
様だという。骨の線条痕から動物に食われたのだろうとし、デイ
ジーはあの場所ならばネズミにかじられたのだろうと語る。 イワナガはブレナン著作の「骨に語る女」の中にもそんな遺体
が有った事を指摘するが、ブレナンはあの時の遺体はイタチに 噛まれたのだと語る。 カミールは上腕骨と肩甲骨にネバネバとした膜が付着している
事を告げホッジンズに調べてもらうという。
アンジェラがやってくると、地震の被害は大したことはなく、
2、3本の煙突が倒れた程度だという。しかしそんな中でマルコが 亡くなってしまったことは相当運の悪いことだという。列車の
中でもみんなかすり傷程度だったのだという。 イワナガはアンジェラの姿を見て、アナタは本に出てくる
アマンダのモデルになった人ではないか?と問う。 ブレナンはイワナガのことをアンジェラにオフィスに案内して
上げて欲しいと語る。
スイーツがフラフラっとラボにやってくると、デイジーは私に
逢いたくなったのか?と問う。スイーツは精気が抜けたように しており、カミールはそんな彼を観て今日は家に帰って休む
べきだと語る。これからホッジンズに家まで送らせると語る。
被害者の鎖骨がへこんでおり、首に貫通したような形跡が有る
という。
スイーツのことを車で送るホッジンズ。 時に頑張れない時は誰にでもあるのだと語る。するとスイーツ
は僕は急に消えたりしたくないとつげ、やりたいことも出来な
いで亡くなるのは嫌だと語る。ホッジンズはまずスイーツに出
来ることは休むことだと説く。
イワナガはアンジェラに対して、アマンダはライナス博士(ブレ
ナン)の一番の友人でしょ?と確認する。ブレナンがやってくる中、
ライクス博士とアンディ捜査官(ブース)のモデルは先生とブース ならば大胆なセックスをしているということなのかと質問する。
あれはあくまでフィクションだという。そんな中デイジーから 肩甲骨に歯を見つけたとのこと。
デイジーは過去のブレナンの本の中に記載されていたものを 思い出したのだという。歯を抜いて肩甲骨に埋めたことで、
人工角膜を作って視力の回復をする研究が行われていること。
被害者は視力のない人物だったのだろうと判明する。 更にホッジンズは傷口に付着していた青色の物質はポリマー
だと語り、塗料・ゴム・染色されたものだという。ネズミのフン
を集めれば何か見つかるハズだとつげると、デイジーを一緒に 連れて行くことに成る。
地下鉄の遺体発見現場へネズミの糞を採取しにいく。 するとデイジーはホッジンズに対して、ブレナンの新刊本の
「骨の争点」の187ページに凄い性描写がある事を告げる。
ホッジンズはまだ読んでいないので内容は言わないでくれと 釘を刺すが・・・
遺体は上の換気口から捨てられたであろう事を告げ、白い杖が 落ちていることから視覚障害者だと分かる。
そんなその結果、被害者がマーティン・アラゴン(30歳)だと
判明する。 キングマンパーク在住、代書の仕事をしていて手紙などの代筆
をしていたという。ビジネスパートナーとしてソフィア・ミード
がいるとのこと。もう少しで目が見える所だったのに、亡くなる なんて皮肉だと語る。
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