BONES - 骨は語る -
シーズン5





18 Feb. 2011
第17話 同窓会殺人事件 The Death of the Queen Bee

脚本/Mark Lisson
監督/Allan Kroeker
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アナデデはケイティ・ペリーの曲に触発され、歌詞にある程
度のキスをしようと二人は干し草の小屋にやってくる。
何か音がするという二人の前に突然白骨体が転がってくる。

ブレナンとブースは現場へとやってくる。
ブレナンの出身校・バートンズヒル高校の有る場所だった。
ブースはブレナンに対して君も高校時代にこういうところに男
を連れ込んだのかと問うが、恋人は居なかったと告げる。時々
解剖用の動物を探しに来たくらいだと語る。
現場には保安官のレベッカ・コンウェイの姿が有り、ブースを
見て良い車・良い顔・良い体だと絶賛する。
そんな彼女にブレナンはベッキーでしょ?と声を掛ける。
化学の実験で一緒だったというブレナンは、あなたは随分痩せ
たわねと声をかけると、レベッカもブレナンのことをあの"不気
味ちゃん"ねと声を掛ける。同窓会の為に来たのかと問われると
私は遺体を調べに来たのだという。
現場を見せてもらうと女性同士がイチャ付いていた時に発見
されたことを聞き、21世紀の世の中は何でもありだと言われる。
遺体は女性のもので頭を死後に切り取られたものだとするが、
詳しくは分からないという。近くに残りの胴体の遺体がある
と語る。

ブースはブレナンに同窓会があるならば出たらどうかとすると
彼女は高校には良い思い出がないという。私は嫌われていた
から・・・と語ると、ブースは今の成功を見せつけてやれば
良いのだと語る。
遺体は伝説通りならば調理されて食われているハズだという
ブレナン。聖霊が居ると言われていて、クラスメイトが卒業を
控えて殺害されたことがあるのだという。今回の遺体と同じ
ようにバラバラ遺体にされて肋骨が消えていたという。16年前
の殺人鬼の復活だという。

今回のインターンはウェンデルだった。
ホッジンズはラボに運ばれて来た遺体を調べると、虫の活動
状況から死後10日程だろうという。カムは切断面を調べて
微物が出ないか調べる様告げる。ホッジンズは肉がない骨だと
カムはボス風を吹かせると語ると、実際にボスだからと語る。

ブレナンから16年前に起きた事件がサラ・ディドワイラー
有る事を語る。ブースが現在当時の関連資料を取り寄せている
とのこと。
アンジェラはインターネットでブレナンの高校を調べると
随分と有名であることを知る。それもバートンズビルの殺人鬼
という都市伝説があるということで有名だった。その手のサイト
にはバートンズビルの殺人鬼が初めて現れたのは1956年で若者
たちが人気のない森に入ると肋骨を焼いて食べられるという
ものだった。サラが殺害されるまでは完全に都市伝説だったという。
しかしブレナンはビデオチャットをする中で、若者の行動を
恐怖で規制する為の口実の為に語られていたことだという。
ティーンズホラー映画みたいだなというホッジンズ。
ブレナンによると遺体の切り口はとても綺麗だという。

当時の事件調書によるとサラは1994年組で同窓会直前に殺害
されていた。当時の第一容疑者は用務員のレイ・バクスリー
で、家には残忍な犯罪小説やナイフなどが多数に有ったという。
まるでフレディ的だという。
ブースは捜査は非公開にする事を告げ、自分もこの高校のOGと
してブレナンの夫ということで入るとスイーツに報告する。
スイーツはブースにブレナンとは同じモーテルにいるのかと
問うが、続き部屋でもないとしてブースは一方的にビデオチャット
も切ってしまう。
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ブレナンが生まれ育った高校で殺人事件が起きる。
ブレナンが高校に在籍していた際にはサラという女性が猟奇的
殺害を受けていることを知り、16年前に起きた事件との関連性
を探っていく。

色々と今回もネタ満載。
何よりも嬉しかったのはブレナンの高校時代が描かれたこと
だけど、当時からブレナンは相当不気味ちゃんだとして嫌われて
いたようで、そんな状況でも科学などに打ち込み道を誤らずに来た
彼女が凄いと思う。

同窓生ジュリー役にはSMASHのアイビー役のMegan Hilty
が演じていた。

スイーツは事件の状況を知ってフレディ(「エルム街の悪夢」)だと
語っていたし、ブースはブレナンが不気味なバクスリーと
付き合っている事実を知ってアダムスファミリーのウェズ
リーか?と思わず突っ込んでいた。
同級生で容疑者の一人だとする人物にキャリーという女性が
居た事でキングネタが飛び出すかと思われたけど、そこまで
凝った演出にはならなかったけれど、一応意識はしていたの
だろう。

ブレナンはブースとは別れ・線引きをしたにもかかわらず
ダンスがしたいとしてムーディな音楽でチークな踊りを
踊る姿が印象的だった。ブレンカはダンスが得意だとして
いたけどかなり微妙。でもプロムを体験して見たかったと
する流れは本当だろうね。

一方アンジェラとウェンデルの恋愛に関しても動きが有った。
アンジェラにとってウェンデルは理想的男性ではあるけど、
妊娠の流れを通して、彼は義務感で責任を取ろうとしている
一面があるという事を知る。
アンジェラは、良い人を次々とふっている自分に嫌気を差して
いるとしたけど、ホント嫌な女性だって感じがして、殆ど
言葉遊びの状況で恋愛を片付けている感じがする。
これまでの気持ちとかそういうのを無視して一方的に別れを
語っているとしか思えない女性に見える。
まぁでも確かに今のウェンデルが結婚し子育てになるとすると
相当負担になってしまう事は事実だろうけどね。

事件としては如何にも用務員が犯人って感じだったけど、
ブレナンがやたらと違和感有るほどに慕っていたので
それは無いのかなって感じ。ここまで信頼しているというのも
ちょっと違和感が有ったし、やたらとバクスリーの名を
上げていた。

遺体から発見された物質から工芸室で殺害されたであろう
事を告げ、体に付着していた傷は星型の装飾品の傷である事も
分かる。インターネットの写真だけで解決してしまうの
だから大したものだね。

動機は被害者のエブリンがブラッドの事を貸してくれなかった
からだそうだ。二人で変わり番こにブラッドと付き合おう
としていたのに独占されたことで憤慨したらしい。
サラの事件もエブリンとジュリーが殺害していたというし、
凄い不気味な高校だったんだね。
殺害は良いけどバラバラにまでするのはより異常性がある
と考えられるね。

■使用された曲

・The BucketheadsのThe Bomb
・SealのKiss from a Rose
・Jason WalkerのIt Won't Stop Getting Better

■検索用キーワード



テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士、"カム"
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事
ランス・スイーツ (John Francis Daley) 心理学博士
マーカス・ガイアー (David Greenman) FBI捜査官・鑑識

ウェンデル・ブライ (Michael Grant Terry) インターン
ジュリー・コイル (Megan Hilty) ブレナンの同窓生
ベッキー・コンウェイ (Jenica Bergere) 捜査官
ブラッド・ベンソン (Victor Webster) 自動車整備工・赤字
アンディ・フルーガー (Ben Falcone) ブレナンの同窓生・教師
キャリー・ターナー (Suzy Nakamura) ブレナンの同窓生
デデ (Shanley Caswell) アナのレズ
アナ (Aviva Brandes) デデのレズ
レイ・バクスリー (Robert Englund) 用務員のおじさん
サラ (Rebecca Abraham)
--- (Shaun Easter) Reunion Guest
--- (Brian Prisco) Reunion Guest


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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