ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2006年)

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)

http://www.tv-tokyo.co.jp/brosis/


第11話 家族の日
Family Day

脚本/David Marshall Grant、Molly Newman
監督/David Petrarca

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オーハイ食品の大株主になったホリーが経営に参加するため、
株主総会で新規事業に参入すべきだとしてワイン事業の話を
持ちかける。
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ややドラマが散漫とした印象が有り、一言でまとめるのは難し
いが、家族同士喧嘩しながらも仲の良さ、信頼し合う状況が
伺い知れる話だった。

キティはマキャリスター上院議員の事務所で働くべきかどうか
で葛藤がある。そんなキティと衝突するのはケビン。議員が
過去にゲイの結婚に反対していた事があり、法案を見る
とオレのためになることをしてくれるとは思えないとして猛
反発。しかしケビンの個人的な事情をキティに押しつけている
としか思えないところがなんともいえないね。

サラとジョーはジョーの連れ子・ガブリエルがウォッカを持ち
出そうとした事で衝突が起こる。サラの立場としては微妙な
ところで母親としてぶつかるべきなのか。結果的にこの家に
来たときは母親の権限を持つと言うことで決着。

ノラは今回ホリーが仕事に参加する事が分かり自らも競り合う
様に職場に出てくる。しかしホリーはかなり仕事のことを把握
しているようで単なる素人意見で口を出そうとしているわけ
では無かった。総会の時の分厚い資料がその辺を物語っていた
ね。ノラも息子達に軽口を叩かれるのが嫌で結局辞める事に
なる。かつては私も仕事でブイブイ言わせていたのよと捨て
台詞を吐いていくところがまたなんとも言えないところだ。
でもそんな時代を知る人物が全員亡くなったとの事でちょっと
寂しい感じのするオチ。

ジャスティンは今回は本格的なリハビリセンターで治療を行う。
家族が入れ替わり立ち替わりやってきては、家族の問題を語っ
ていく。私としてはとても良い家族だなと思ったけど、家族
の前でディスカッションする時に、自分に対してハッキリ言っ
てくれる人が居ないと不満を漏らした。家族同士喧嘩する姿が
有るのに、ジャスティンだけは蚊帳の外に有るのが嫌な様子。
話し合いの中でノラがオチのようにいつも邪魔者扱いされる
のが笑えた。

キティ・ウォーカー (キャリスタ・フロックハート) 次女
ノラ・ウォーカー (サリー・フィールド) 母
サラ・ウェドン (レイチェル・グリフィス) 長女
トミー・ウォーカー (バルサザール・ゲティ) 長男
ケヴィン・ウォーカー (マシュー・リス) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (デイヴ・アナブル) 三男。

ソール・ホールデン (ロン・リフキン) 伯父
ジョー・ウェドン (ジョン・パイパー=ファーガソン) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (サラ・ジェーン・モリス) トミーの妻
ホリー・ハーパー (パトリシア・ウェティグ) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父

Kerris Dorsey (ペイジ・ウェドン) サラの娘
Maxwell Perry Cotton (クーパー・ウェドン) サラの息子
Tyler Posey (ガブリエル・ウェドン) ジョンの前妻との子
Rob Lowe (ロバート・マキャリスター) 上院議員

Jeanette Brox (クレア・フェラー) リハビリセンター

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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