ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2006年)

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)

http://www.tv-tokyo.co.jp/brosis/


第16話 もう1人のウォーカー
The Other Walker

脚本/Monica Breen、Alison Schapker
監督/Gloria Muzio

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レベッカの存在がトミーに知れたのを機に、ソールはサラや
ケビンにその事実を伝えてどうすべきか話し合うことに。
サラはこれ以上ノラを傷つけたくないとして話さない様念を
押すが、ソールはノラと二人で食事の際に真実を語ってしまう。
その事が発端でウォーカー家の信頼は崩壊。更にそれはホリー
やレベッカ自身にも波及していく。
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黙っていられないのがウォーカー家の血筋のようです。
後先考えずに取りあえず真実を語って反応を伺うモノなのか、
それとも乗り越えられると踏んで暴露したのか。

サラの場合。
今回はノラから責められ、キティにはダブルデートの時に
責められ、トミーとは相変わらずの言い争いだし、レベッカ
に全てを暴露した彼女のことを宣戦布告と見なしたのがホリー。
ただ冷静に見ているとどっちもどっちって気がする。
ホリーが家庭を壊したのは明らかだし、愛人と正妻の家族が
近くにいるのがそもそもの間違いとばかりに、なるべくして
なったという感じが漂っていた。
何が正しい行動だったのか判断に難しい話。
でも個人的にはサラの味方なので、ホリーの態度の大きさは
いつも気になっている。

ケビンの場合。
ダン・シルクなるゴシップ記事をインターネットで追い掛けて
いる人物との対決。ケビンは弁護士として対峙すれば軽く
いなせると思ったのだろうが、逆に圧力を掛けたことで
チャドが追い込まれる事になってしまった。
この件はチャドの言うとおり放っておけば良かったのかな。
でもそれならばチャドはケビンにゴシップの件で言わなければ
良かったのにね。

ジャスティンとタイラーとレベッカ。
今回はジャスティンがタイラーを母親に逢わせたのと同時に
ジャスティンはタイラーの親と会う手筈になっていた。しかし
レベッカの存在が明らかになったことで、またしてもジャステ
ィンは迷走状態。でもジャスティンって精細すぎ。
でも彼の最後のレベッカに対するフォローが良かったね。
この二人、とても良い友達になれそうな感じだ。
高校の話で盛り上がっていたけど、その時二人が出会って付き
合わなくて良かったね。

レベッカの苦悩。
愛人の末に出来た子供という事で、自分の存在の価値が分から
なくなってしまった。母親・ホリーに対して激しく罵っていた
けど、親子なんだから結局元の位置に戻るしかない。
いつかは分かってくれるのかな。

蚊帳の外だったジョーとロバート。
なんとかキティとサラの言い争いから話題を逸らそうとして
いていた二人が可愛らしい。女性同士の喧嘩に男性ってどう
していいか分からないよね。

キティ・ウォーカー (キャリスタ・フロックハート) 次女
ノラ・ウォーカー (サリー・フィールド) 母
サラ・ウェドン (レイチェル・グリフィス) 長女
トミー・ウォーカー (バルサザール・ゲティ) 長男
ケヴィン・ウォーカー (マシュー・リス) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (デイヴ・アナブル) 三男。

ソール・ホールデン (ロン・リフキン) 伯父
ジョー・ウェドン (ジョン・パイパー=ファーガソン) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (サラ・ジェーン・モリス) トミーの妻
ホリー・ハーパー (パトリシア・ウェティグ) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父

Kerris Dorsey (ペイジ・ウェドン) サラの娘
Maxwell Perry Cotton (クーパー・ウェドン) サラの息子
Tyler Posey (ガブリエル・ウェドン) ジョンの前妻との子
Rob Lowe (ロバート・マキャリスター) 上院議員

Jason Lewis (チャド・バリー) 俳優。ケビンと友達に
Marika Dominczyk (タイラー・アルタミラノ) ジャスティンの彼女
Parry Shen (ダン・シルク) ゴシップ記事

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