ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2006年)

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)

http://www.tv-tokyo.co.jp/brosis/


第17話 DNA
All in the Family

脚本/Sherri Cooper、David Marshall Grant
監督/David Paymer

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理解を深めるためにノラはホリーとレベッカを夕食に誘う。
一方キティはロバートの子供達と食事を取ることになり、そこ
で父親から子供達にキティの事を正式に紹介しようとするの
だが・・・
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前回の衝撃の告白により、家族がバラバラの状態。
そんな中ノラ提案の元でディナーを一緒に取り理解を深めよう
とする。
当然ながらウォーカー家の足並みが揃うわけは無く、不機嫌そ
うにしているサラ。ケビンはレベッカのDNAを調べるために
髪の毛に手を出す。キティに至ってはその場に出席せず、
別の所で自らの事で格闘する。

一番納得したのがノラがサラに強く当たっていた件が解決した
事。やはり長女であること、そして女性同士であることで
一番父親の件に於ける不満をぶつけ安い相手だったと
言うことなのね。ぶつけられたサラにはお気の毒だが、一番
怒りを感じているのは母親な訳だし、ここは一つ大目に見て
欲しいところだ。

本当の父親は誰なのか。
初めはトミーがジュリアの身籠もった子供の父親が誰なのか
を調べようとした事がきっかけ。その流れが派生して、
レベッカの父親が本当にウィリアムなのかを疑うことになる。
この辺の繋がりは良くできている。

更に血の繋がらない親子という事で、キティはロバートの
娘・ソフィアと対峙する。息子・ジェイクの方はまだ母親が
キティでも良いのかどうかについては、考え及ばない所が
有るのだろう。

しかし一人でディナーにやってきたレベッカは大した物だ。
こんなに兄弟で言い争う家庭だとは思わなかった事だろう。
それと同時に兄弟の居る家庭を羨ましく思ったに違いない。
なんだかんだ怒って決裂していたレベッカとホリー、そして
ケビンとソール。いつの間にかこのエピソードを通過した事で
怒りが少し収まったようだ。何の問題も解決はしていないけど
第一歩進んで居るんだなと感じさせた。

そういえばケビンとチャドのエピソードも有った。
ケビンってこう見るとホント自分勝手だなと思う。
マネージャーから指摘されたことで、どうしていいのか分から
なくなった様子。でも一人が有名人でありゲイという事実を
考えるとこの先も関係が続くかどうか不安。いずれにせよ
カミングアウトは必至という気がするんだよね。


キティ・ウォーカー (キャリスタ・フロックハート) 次女
ノラ・ウォーカー (サリー・フィールド) 母
サラ・ウェドン (レイチェル・グリフィス) 長女
トミー・ウォーカー (バルサザール・ゲティ) 長男
ケヴィン・ウォーカー (マシュー・リス) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (デイヴ・アナブル) 三男。

ソール・ホールデン (ロン・リフキン) 伯父
ジョー・ウェドン (ジョン・パイパー=ファーガソン) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (サラ・ジェーン・モリス) トミーの妻
ホリー・ハーパー (パトリシア・ウェティグ) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父

Kerris Dorsey (ペイジ・ウェドン) サラの娘
Maxwell Perry Cotton (クーパー・ウェドン) サラの息子
Tyler Posey (ガブリエル・ウェドン) ジョンの前妻との子
Rob Lowe (ロバート・マキャリスター) 上院議員

Jason Lewis (チャド・バリー) 俳優。ケビンと友達に
Marika Dominczyk (タイラー・アルタミラノ) ジャスティンの彼女
Parry Shen (ダン・シルク) ゴシップ記事

Max Burkholder (ジェイク・マキャリスター) 息子
Justine Dorsey (ソフィー・マキャリスター) 娘
Peter Coyote (マーク・オーガスト) 大学教授
David Paymer (ドナルド・ダッドリー) マネージャー

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