ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)





第3話 よみがえる過去 History Repeating

脚本/Jon Robin Baitz、Jennifer Cecil
監督/Matt Shakman
--------------------------------------------------------
戦地から戻ってきたジャスティンは足の神経を負傷していたが
痛み止めを飲むことを拒否していた。

この日ケビンは彼をバブルバスに入れる。
そしてキャンドルを焚いて瞑想させる為のヒーリング音楽を
かけるが、ケビンは別のCDにしてくれと頼む。レベッカ
思わずバスルームに入ってくると、歯ブラシを取ってくれと
頼む。

ノラはケビンにジャスティンの様子を尋ねる。
痛みで怒りっぽくなっている感じだという。現在アスピリンと
イブプロフェンを処方されているが痛み止めを飲もうとしてい
ないという。痛み止めを使ってリハビリを始めなければ回復に
も支障を来すとして心配するノラ。
サラがやってくると、ジャスティンはドラッグによって正気を失う
のが恐いと思っているのではないかと告げる。ノラはどんなに説得して
も私の話を一切聞こうとしていないと嘆く。

キティロバートは化学工場の視察に来ていた。
そこに秘書のトラビスがやってくると、ロバートの前妻・コー
トニー
ラリーキングのトークショーに出ようとしている事を
告げ、離婚のことやロバートの浮気の件を話そうとしている
という。浮気の件は完全なデッチ上げであり、有権者の関心は
医療制度、雇用問題、戦争、異常気象に有るのではないか?と
いう。しかしキティは、妻を捨てたのは大統領選の為だと思わ
れるとし、彼女と話をしなければダメだと告げる。
トラビスはロバートは自分の言うことを聞かないのにキティの
言うことは良く聞くと感じて、キティにロバートをこのまま
説得するよう頼む。

ワイナリーではリナが加わったことで、彼女はよく働いて
くれていた。ソールはトミーに対して、ジュリアとの事を
尋ねる。しかしトミーは彼女の幸せそうな顔を暫く見ていない
という。夫婦が幸せだと感じていたのは何時のことか?と尋ねる
と新婚旅行の時だったとすると、ソールは二人で旅行してきた
らどうかとするが、そんな暇はないと告げる。
トミーは彼女の為に彼女の起きに入りのランの花を買って帰宅
する。するとジュリアの両親・ベンベス
アリゾナから
車を飛ばして来ていた。何で突然来ているのかとジュリアに
尋ねると、貴方の家族だっていつも突然来るじゃないかとし、
気が済むまで両親が滞在する事を告げる。

ノラはジャスティンの本にいくと、痛み止めの件を考えて欲しい
と告げる。どの先生に相談しても、痛み止めを飲むのがベスト
だと言ってくれているという。薬物中毒で苦しんでいた過去も
知っているし、自分は訳もなく勧める訳ではないという。出来
るだけのことをして前に進むべきだという。しかしジャスティン
と例え進んでも選べる道は一つしかないのだと語る。

キティはロバートに対して、
前妻と会うよう説得する。
身に覚えのない浮気の件で、それを話すなと家というのか?と
ロバート。有権者は元々政治家が嫌いなんだと告げるが、
セックススキャンダルをこのまま放って置く気なのか?と告げる。
自分の評価のためにも戦わねばならない事を説得する。

一方ケビンの弁護士事務所に突然ゲイのスコッティがやってくる。
ケビンはかつて彼と寝たのは間違いだったとして謝罪する。
そんな中、スコッティは飲酒運転で捕まった件で弁護して
欲しいと頼む。自分は決して飲酒などしていないのに、ゲイ
嫌いの警察官が突然難癖をつけて違反切符を出したという。
血中濃度は0.08であり、検査の際には、突然手袋をハメていた
事からゲイ嫌いの警官だという。免許を取られたら、テータリ
ングの車が運転出来なくなり、今の仕事も首になってしまうと
告げる。ケビンは助ける事を約束する。

--------------------------------------------------------

■ロバートと前妻・コートニー

コートニーという存在が居たというのは聞いた事があったけど、
今回彼女が登場したのは初めてかな。
彼女は自分を殺してロバートに尽くしてきたのに、結局捨てら
れたとして腹いせのために嘘をつこうとしていた様子。
嘘には嘘をという事でキティが上手いこと処理するところは
見事だった。

しかしコートニーによるとロバートとパートナーになれる人
など居ないという。果たしてキティもそれに該当してしまう
のか。

■トミーとジュリアの雲行きも怪しい

長女のサラ夫婦に続いて今度はトミーも妻との関係に於いて
蟠りが存在している。
ウィリアムを諦めるという事は二人で決めた事なのに、ジュリ
アは全てをトミーの責任にしているし、彼女の両親がまた
トミーがジュリアの為に何もしていないと思っている様だ。

今のジュリアにはトミーが嫌というよりも、賑やかなウォーカー
家と過ごせないと感じているっぽいね。

■ケビンの元にスコッティが登場

スコッティは最終シーズンまでクレジットされているので
これからもちょくちょく出てくる。
シーズン1で最初の頃からケビンとは良い感じの関係だったので
ジェイソン不在の間に何か起こりそう。
スコッティは料理学校に通っていて、現在は5つ星の高級レス
トラン"サンエスタフェ"の厨房でバイトしている様だ。
店にデビッド・ベッカムが来るとか言っていたな。

■レベッカがジャスティンに説得する。

ノラ作戦と称して、なんとかジャスティンに痛み止めを使うよう
勧める。結果的に失敗はしたけど、この件に関わったことで、
レベッカにもウォーカー一家としての一員になれた気がすると
感じたようだ。
レベッカ自身はカメラでやたらと撮影していて、その道に進み
たいって感じだったね。

キティ・ウォーカー (Calista Flockhart) 次女
ノラ・ウォーカー (Sally Field) 母
サラ・ウェドン (Rachel Griffiths) 長女
トミー・ウォーカー (Balthazar Getty) 長男
ケヴィン・ウォーカー (Matthew Rhys) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (Dave Annable) 三男。

ソール・ホールデン (Ron Rifkin) 伯父
ジョー・ウェドン (John Pyper-Ferguson) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (Sarah Jane Morris) トミーの妻
ホリー・ハーパー (Patricia Wettig) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父
レベッカ・ハーパー (Emily VanCamp) ホリーの娘

ペイジ・ウェドン (Kerris Dorsey) サラの娘
クーパー・ウェドン (Maxwell Perry Cotton) サラの息子
ガブリエル・ウェドン (Tyler Posey) ジョンの前妻との子
ロバート・マキャリスター (Rob Lowe) 上院議員
ゲイリー・モリス (Paul Cassell) 議員スタッフ

マイロ・ピーターマン (Michael Nouri) ソウルの旧友
ジェイソン・マキャリスター (Eric Winter) ゲイ。ロバート弟

トラビス・マーチ (Denis O'Hare) ロバートの秘書
リナ・ブラニガン (Emily Rose) レベッカの親友
スコッティ・ワンデル (Luke Macfarlane) ゲイ、料理人
ベン・リッヂ (Bill Smitrovich) ジュリアの父、アリゾナ在住
ベス・リッヂ (Tess Harper) ジュリアの母
コートニー・マキャリスター (Marin Hinkle) ロバートの元妻
フィッポス (Jerry Lambert) 巡査
--- (Shvona Lavette Chung) Waitress
イングリット・ジスマン (Eileen Barnett) 判事

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system