ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)




第4話 女たちの休日 States of the Union

脚本/Liz Tigelaar
監督/Michael Schultz
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ジャスティンに対して、レベッカは彼が兵役の間に放送していた
リアリティ番組を見せる。母・ノラはジャスティンの為に
食事を持ってくるが、既にレベッカが用意していた。午後から
はリハビリ施設に行く事になっていたが、そこにもレベッカが
連れて行く事になっており、母の心配を余所に仕事を奪われて
いく。ジャスティンはウチには4人も子供が居るのだから、
他に心配すべき人物が居るだろうとして、母に告げる。

キティサラと電話していた。
サラとジョーの離婚について相談を受ける形だったが、サラは
現在ロバート
テキサスの教育委員会に出席するための報告書
が見当たらず、デスクを捜していた。話を聞きながら資料を
捜していたが、キティはそこでロバートのデスクから
婚前契約
書を見つけてしまう
。キティはロバートに対して、妻に仕事を
任せると不都合が出るのではないかとするが、立場上、仕事と
プライベートの線引きは難しいと語る。

トミーはワイナリーでの仕事をしながらも、ジュリアの実家に
電話するが、両親が娘に取り次いでくれなかった。娘は距離を
起きたがっているという。
そんな中、経営者のホリーからトミーに対して、
プライマリー
食品
がワインの価格を29ドルから15ドルに下げたいと言ってき
ている事を告げ、交渉にニールがやってくるので戦う準備を
しておいて欲しいと言われる。

ソーンマイロと一緒に引っ越しのパーティーに出席する。
そこはなんと
ゲイパーティーだった。スコッティはソーンの姿
を見ると声を掛ける。一度ノラのプールパティーで出会った事
を告げるとソーンも彼のことを覚えていた。

キティはサラの家に行くと、週末二人で
オーハイのスパに行っ
てストレス解消してこようと告げる。なんとそこにはノラも
来ていた。サラは明日の夜にはノラと一緒に映画を見に行く
約束をしていると告げる。キティはノラにそんな映画を見せたら
余計にサラを落ち込ませるとして、週末はスパに行くべきだと
いう。するとノラはオーハイのスパには父親とよく一緒に行っ
て思い出の多い場所だという。するとキティは母にも一緒に行
かないかと誘うのだった。ノラはジャスティンを一人にして
行けないとしながらも、レベッカが居るから大丈夫かとし、
夜更かしして女性だけの旅行を楽しもうと乗り気だった。

スコッティはケビンが食事に来た際に、ゲイパーティーでソール
と会った事を話す。マイロと一緒に来ていたとし、あの二人の
視線は普通ではなかったと告げる。ケビンはソールは父親の女性
と付き合っていたのに、ゲイであるハズはないと告げる。

ニールがワイナリーにやってくると、いきなり価格交渉が始まる。
ホリーはトミーにも助け船を求めるが、トミーは心ここにあらず
で対応し、有名メーカーのワインに対抗するには、価格設定で
対抗するしかないとするニールの意見を尊重するのだった。

スパにいく三人の女性。
しかしノラはマッサージをせず、ずっと雑誌を読んでいた。
リラクゼーションルームでは、話をしたり物音を立てたりしない
のがルールだとするが、ノラはサラが離婚の件で悩んでいるの
を知って、雑誌に書かれて居る参考になる記事のことを仕切り
に話し始める。従業員には話をしないよう説得されるも、ノラ
のしゃべりは全く収まらずに結局追い出されることになる。

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■ジャスティンとレベッカ

二人はそれなりに信頼関係に有るハズだったのに、結局少し
でも相手を疑えば簡単に関係が破綻してしまう。
ジャスティンとしては急いで脚が動けるようになりたいと考え
ているのかもしれないが、結局クスリの誘惑には勝てないよう
だ。自分の事を棚に上げて、レベッカに当たり散らすジャステ
ィン。実に最悪だけど、薬物中毒の人がそう簡単に治る訳は
無いって事か。レベッカではなくノラがついて行っていれば
こうはならなかったのだろうけどね。

■トミーとホリーとリナ

トミーが悩んでいる事情も分かるけど、やはり仕事に支障を
来すとなると話は別か。全ての資金を投じているホリーとして
は怒るのももっともだけど、何よりも、ホリーがリナと関係
を持ちそうな状況の中、経営者としてはリナを首にも出来る
のではないかという気がする。

■親の心子知らず。

ただ心配しているという名目が有れば何をしても良いって
事にはならないと思うけどね。
何もされないよりも何かされていた方がマシと感じるのか。
それともソッとしておいて欲しいと感じるのか。

ただこの母親から育った子供達なので、お節介ぶりは十分
に遺伝しているハズ。誰を責める事なんて出来ないのだろう
けどね。

■ケビンとソーン

ソーンがゲイなのは本当の事なのか。
マイロはかつてソーンと関係を持っており、その時の事を思い
出してくれとばかりに近づいてくる。そしてケビンもソーンが
ゲイ疑惑があると知るやいなや、もの凄い勢いで近づいてくる。
なんでこの家の住民はソッとして置いてあげられないのかと
いう感じだけど、まさにこれがウォーカー家だね。

ウォーカーというとドラマ「ウォーキング・デッドを思い出
してしまうのだけど、この家族がモデルかというくらい
恐ろしいまでに人の心に踏み込んでくる人たちだね。

■サラに新しい恋の予感

ただ焦って部屋を間違え、結局その関係も不意にしてしまった。
それが良かったことなのか悪かったことなのか。
ただもうジョーとの関係は戻らないと思うので次に進むという
のもまた一つの決断だと思うけどね。

■秘密がバレていく

特に今回はトミーの妻が実家に帰り戻らないかも知れない事。
そして双子の子供ウィリアムが亡くなってしまった事を
リナに話した。
リナとトミーはワインをのんでいただけなのか、それともそれ
以上の関係になってしまったのか。

キティ・ウォーカー (Calista Flockhart) 次女
ノラ・ウォーカー (Sally Field) 母
サラ・ウェドン (Rachel Griffiths) 長女
トミー・ウォーカー (Balthazar Getty) 長男
ケヴィン・ウォーカー (Matthew Rhys) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (Dave Annable) 三男。

ソール・ホールデン (Ron Rifkin) 伯父
ジョー・ウェドン (John Pyper-Ferguson) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (Sarah Jane Morris) トミーの妻
ホリー・ハーパー (Patricia Wettig) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父
レベッカ・ハーパー (Emily VanCamp) ホリーの娘

ペイジ・ウェドン (Kerris Dorsey) サラの娘
クーパー・ウェドン (Maxwell Perry Cotton) サラの息子
ガブリエル・ウェドン (Tyler Posey) ジョンの前妻との子
ロバート・マキャリスター (Rob Lowe) 上院議員
ゲイリー・モリス (Paul Cassell) 議員スタッフ
マイロ・ピーターマン (Michael Nouri) ソウルの旧友
ジェイソン・マキャリスター (Eric Winter) ゲイ。ロバート弟

トラビス・マーチ (Denis O'Hare) ロバートの秘書
リナ・ブラニガン (Emily Rose) レベッカの親友
スコッティ・ワンデル (Luke Macfarlane) ゲイ、料理人
クリフ (Josh Stamberg) サラと良い関係に・・
ニール・バーク (Eamonn Roche) プライマリー食品営業
ロビン (Shi Ne Nielson) スパのスタッフ
ギャレット・フェルナンデス (Joseph Julian Soria) 退役軍人
--- (Ryan Bailey) Hotel Employee
--- (Benjamin Patterson) Masseur
ニック (Brandon Fobbs) リハビリ指導

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