ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)





第6話 2つの思い Two Places

脚本/Monica Breen、Alison Schapker
監督/Gloria Muzio
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トミーはリナと関係を持つが、泊まる事は無理だとして出て行
ってしまう。
サラは子供達にお休みの挨拶をする為に電話する。ペイジ
疲れているからと言って元気なさそうに母親からの電話を早く
に切ってしまう。

ロバートは選挙のために精力的に移動中。
キティに体の調子を尋ねる電話をかける。二人は妊娠の事を
子犬作戦と呼んでいた。ロバートはその件でのメディア戦略
を尋ねると、家庭問題に関しては私の担当なのでロバートは
自分の役割を果たすべきだと告げる。
キティは選挙コンサルタントの知人・アイザックに協力を求め
ていた。アイザックは引退前にキティの手伝いが出来て嬉しい
と告げる。キティはバカみたいな話だが、ロバートが選挙中の
中妊娠してしまった事を告げ、心配しなくても大丈夫か?と
尋ねると、地域によってはそれも十分スキャンダルになるという。
選挙で勝ちたいので有れば、
週末に二人で市役所に行くべきだ
と言われる。

一方ケビンはスコッティの働くレストランへと足を運ぶ。
家を引き払っていた彼の事が心配になるが、ケビンの件とは
全くの別の事だという。理由を話せと言われると、ケビンは
料理学校の授業料を払ったら、電話料金、家賃、車の保険が
払えなくなった
のだという。それを聞いたケビンは何故自分の
元に電話してこないんだと告げ、今ホームレス状態だという
彼に、ウチにはエアマットが有るので来てくれと告げる。

ジャスティンは相変わらずクスリを飲む中で、ノラとレベッカ
はキティとロバートの結婚式の飾り付けについて討論していた。
ジャスティンは話についていけずに退席すると、ノラは彼が
元気がなさそうにしているのを心配する。何か楽しむ事が有れ
ば良いのに・・・と。

アイザックはロバートの選挙スタッフのトラビスと妊娠騒動に
ついて話をする。アイザックはトラビスに対して、目立たない
ように結婚した後にプレスリリースを出せばいいと告げる。
選挙戦で有権者たちを戸惑わせない為の措置だと取られると
し、妊娠の件は4ヶ月目くらいになったらはなせば良いと言う。
キリスト教の右派は相当反発の声を上げるとするトラビスだが
元々その人たちから支持は得ていないという。アイザックは
ロバートとキティの関係を現代のケネディ夫妻に仕立て上げれば
良い
のだと告げる。マスコミの注意を別にすれば良いと。

そんな中、ロバートの選挙事務所にノラが乗り込んでくる。
結婚式はしないとするキティに対して、猛反対をする。
貴方は結婚式に憧れていたのだとして、式だけは完璧にして
欲しいとするノラ。ロマンスではなく政治をしているという
アイザックだが、全く話を聞こうとせず、ウチで式を挙げれば
良いと語る。アイザックはその流れを止められないと考え、
日曜日までに準備が出来るので有れば結婚式もやむを得ないと
語る。全てはノラに任せると告げる。

二日後に結婚式。ノラはサラに対して二日で式を用意しなければ
ならないので手伝いに来て欲しいと電話する。そんな中、サラ
の元にペイジが通う学校の校長・ブリエルから電話が鳴り、
ペイジが学校で問題(非常ベルを鳴らした)を起こしたとの連絡が入る。

ロバートが選挙活動を終え事務所に戻ってくると、アイザック
が居る事に驚き、激怒する。自分は彼が行うようなあくどい
工作活動はしたくないとし、彼が居るだけでも危機的状況だ
と語る。しかしキティはアイザックは私たちの為に力を
貸してくれている事を告げ、腹をくくって危機を乗り切ろう
と告げる。

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■キティの妊娠・選挙対策

選挙対策のためにキティはコンサルタントのアイザックに
協力を求める。ただアイザックとは、過去にロバートは因縁
の関係に有り、彼がカリフォルニア州のマイケル・グリーン
の顧問をしていた時代に、敵対候補を落とすためにロバートの
弟はゲイだと公表されて相当酷い目に有っているようだ。

選挙とはそんなものだと言われるとそうなんだけどね。

■レベッカは他人の為に人生を送る

レベッカはウォーカー家の為に動いているけど、自分の為の
人生は送っていない事を知ったホリーがその事を指摘する。
最初はそんな事もないと思ったけど、ジャスティンがリナと
仲良くやっている姿だったり、レベッカが頑張ってサポート
するも全く効果が無いことを知って失望するのも当然って感じ。

ジャスティンには困ったものだね。

■トミーは家族との関係を諦めるのか?

リナと関係を持ってしまった彼。
一体どういうつもりなのか。
もうジュリアとの関係は無理だと悟ったのか。

■サラとジョー

両親の離婚話でペイジが精神的におかしくなり始める。
今のペイジはジャスティンと同じような状況だけど、これ
だけサポートしてくれる家族の存在が有るのに、贅沢な流れ
だね。

ジョーがサラを一方的に避難しているときには怒りを覚える
所が有ったけど、結局ジョーも問題を認めて、親権は共同で
持つ様にしていくようだ。それが問題だったとするならば
結局無理矢理親権を奪おうとしたジョーが悪いんじゃないか。

それよりもペイジは糖尿病みたいだね。
そんなエピソードが過去に有ったっけか。シーズン1を見た
のが前の事なのですっかり忘れてた。

■ケビンとスコッティ

スコッティが金欠だという事で、彼をケビンの家に住まわせる
事になる。ケビンは何度もジェイソンに連絡を入れるも全く
返信がない。返事出来ないような場所に居るのか、それとも
意図的に返事をしていないのか分からないけどね。

■キティの子・流産

妊娠3ヶ月以内は流産の可能性も結構高いようだ。
キティはこれから起こる問題が自然に解決されただけで、
結婚は焦らなくても良くなった事を告げ、平気そうな顔を
していたが、一人になった時には相当辛そうにしていたね。

キティ・ウォーカー (Calista Flockhart) 次女
ノラ・ウォーカー (Sally Field) 母
サラ・ウェドン (Rachel Griffiths) 長女
トミー・ウォーカー (Balthazar Getty) 長男
ケヴィン・ウォーカー (Matthew Rhys) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (Dave Annable) 三男。

ソール・ホールデン (Ron Rifkin) 伯父
ジョー・ウェドン (John Pyper-Ferguson) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (Sarah Jane Morris) トミーの妻
ホリー・ハーパー (Patricia Wettig) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父
レベッカ・ハーパー (Emily VanCamp) ホリーの娘

ペイジ・ウェドン (Kerris Dorsey) サラの娘
クーパー・ウェドン (Maxwell Perry Cotton) サラの息子
ガブリエル・ウェドン (Tyler Posey) ジョンの前妻との子
ロバート・マキャリスター (Rob Lowe) 上院議員
ゲイリー・モリス (Paul Cassell) 議員スタッフ
マイロ・ピーターマン (Michael Nouri) ソウルの旧友
ジェイソン・マキャリスター (Eric Winter) ゲイ。ロバート弟

トラビス・マーチ (Denis O'Hare) ロバートの秘書
リナ・ブラニガン (Emily Rose) レベッカの親友
スコッティ・ワンデル (Luke Macfarlane) ゲイ、料理人
サラ・トーニ (Jordan Baker) 産婦人科医
アイザック・マーシャル (Danny Glover) 選挙コンサルタント
--- (Christine Lucas) Nurse

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