ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)





第8話 “初めて”との出会い Something New

脚本/Jennifer Cecil、Sherri Cooper
監督/Michael Morris
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キティはロバートに対して、今すぐに結婚したい事を告げる。

キティは家族と共に
結婚式で使う曲の選定をしていた。
Frank Sinatraは? Dixie Chicksはどうか?と告げるが、私たち
共和党員なのだからダメだという。Ted Nugent、Lynyrd Sky
nyrd
などにしたらどうか?という。サラは
民主党員だけど・・と。
結婚式には
映画「Dirty Dancing」のサントラだったという
トミー。いつの間にか話は初体験の時にかかっていた曲の話
になっていく。
そんな中、ロバートがやってくる。ノラは悪のりでロバート
の初体験にはどんな音楽がバックで流れていたのか?と尋ねる
中、ロバートの弟のジェイソンは電話したら式には出られない
という事だという。それを聞いたケビンは自分が何度電話
しても繋がらないのに・・・と憤怒する。

キティは結婚式で踊るための社交ダンスを習いに行くことを
決めていた。そんな中、ノラは
Ohプリティウーマンの曲だった
という。何のことかと思えば初体験の時の曲だとのこと。60年
代に付き合っていたスタン・ハリスが初体験の相手だとすると
家族は全員父親が初体験の相手だと思っていたという。
母は父親の車のバックシートでその音楽が流れながら体験した
と話し始めると、家族はそんな話は聞きたくないとして解散
してしまう。

ケビンの家にスコッティが帰宅。
ケビンはスコッティにキティの結婚式に出席してくれないかと
頼む。

一方キティはレベッカの家を訪ねる。
レベッカはジャスティンの容体を心配すると、ダイブクスリも
抜けて良くなった事を語る。全てはレベッカのお陰だとし、
貴方が居なければジャスティンのクスリの件は分からなかった
と語る。キティは
結婚式の付添人をレベッカにやってもらえな
いか?
と頼む。貴方は私の大事な妹だとすると、まさか呼ばれ
ないかも知れないと思っていただけに嬉しいと大喜びする
レベッカだった。

ソールはサラがオーガニック食品に手がけようとしている事
を知り、グラハム・フィンチを紹介する。
グラハムはサラと逢うと、今からオーガニックを手がけるのは
遅いことを指摘する。寧ろ
海外への輸出を目指すべきで、今で
は好景気に沸いている中国の上海の富裕層向けの需要が高い
事を告げる。しかしサラは許認可が煩雑すぎるので面倒だと
すると、ソールは海外マーケット部門を専門に作らないか?と
サラに提言する。

ホリーは朝から仕事を忙しくする中で、トミーがやってくる。
トミーはリナとはもう関係が終わった事を告げる。
するとトミーの元にジュリアから電話が鳴り、エリザベス
話したがっているとして電話を替わる。トミーは大喜びするが
なんとその電話はオフィスの外から電話をかけていたもので、
ジュリアは直接トミーに会いに来ていたのである。トミーは
ジュリアにリナを紹介すると、トミーは今日は仕事を休ませて
もらうとしてジュリアを自宅まで連れて行くのだった。
ホリーはリナに対して、ここでこれからも働きたいのであれば
服装を考える様告げる。

ノラはインターネットで検索していると、初体験の相手
スタン・ハリスが現在
キャニオンフォールズ高校で歴史の教師
をしている事が分かる。その事をノラはソールに電話して話す。
メールしたらディナーに誘われた事を語ると、ソールはノラ
がお節介を焼いて自分の好きな相手と連絡を取らせたがってい
るのか?と勘ぐる。それを否定するが・・・

キティはロバートと一緒に
ダンススクールへ。
しかしロバートは仕事のために先に行ってしまい別々にレッスン
を受けようと告げる。ロバートは既にダンスステップは基本的
な事は一通り出来る事を知る。

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■初体験を語り合う家族

曲の思い出を語り合うのは良いけど、初体験の思い出をザック
バランに語り合う家族っていうのも凄いなと思う。
この辺はアメリカンっぽい所が有るのかな。

■トミーとリナとジュリア

ようやくジュリアの中で一つの踏ん切りが付いたのか夫の元
に戻ってきた。身勝手なヤツだと捉えるべきなのか、それだけ
子供の死を傷ついていたので分かってやるべきだと捉えるべき
なのか。トミーがリナとの関係を何時ジュリアに話すのか
その辺のタイミングが気になるところ。まさか隠し通せる物
ではないしね。

■ケビンとスコッティ

ケビンはジェイソンとは見切りをつける様子。
ケビンとスコッティはロブスターとワインを飲んだ日に
Hしてしまい、連絡の取れないジェイソンは見限るようだ。
まぁゲイでも遠距離は難しいってところなのか。

■チェビー・チェイスが登場

まさかチェビー・チェイスが出演しているとは思わなかった。
随分老けたなぁ。
映画「ナショナル・ランプーン」シリーズや「ボールズ・ボー
ルズ」
そして、「サボテン・ブラザーズ」などのコメディ映画
に出演。

ノラの相手役として登場。コメディアンでは有るけど、この
ドラマの中の役柄では、ノラの様に挑戦者ではなく、静かに
人生を送っていきたいタイプの様で、だからこそ高校の教師
になったみたいだ。

■サラとキティとレベッカ

今回はキティの結婚式のドレス選びのために、三人で仲良く
ドレス選びに行く。しかしレベッカが口を挟むとどうしても
話が絡み合わないばかりか、サムとレベッカの間に静かなる
蟠りが存在していて、言葉の中には皮肉が込められている
感じ。キティはレベッカの存在を認めているけど、サラは
当事者でも有るので流石に赦しきれていないのか。

青い付添人用のドレスは似合っていたように思うけどね。

■ノラの60年代のドレス

十分ノラのドレスでも綺麗だと思ったけど、キティは完璧を
認めたいようだ。誰かのお古ではなくフレッシュな結婚式を
迎えたいようで、その事をレベッカによって気づかせてもらった。

ノラもドレスを裾上げして色を染め直すなどして再利用していく
みたい。

■ロバートの演出

忙しさからなのか、それとも二度目の結婚からなのか。
どうしてもロバートを見ると積極的に結婚式に関わろうとして
いない感じにも見えてしまう。しかし実際にはキティに対して
熱い演出を見せて、テンションを上げるようなサプライズを
用意していた。政治家はやる事が大きいって所か。

キティ・ウォーカー (Calista Flockhart) 次女
ノラ・ウォーカー (Sally Field) 母
サラ・ウェドン (Rachel Griffiths) 長女
トミー・ウォーカー (Balthazar Getty) 長男
ケヴィン・ウォーカー (Matthew Rhys) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (Dave Annable) 三男。

ソール・ホールデン (Ron Rifkin) 伯父
ジョー・ウェドン (John Pyper-Ferguson) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (Sarah Jane Morris) トミーの妻
ホリー・ハーパー (Patricia Wettig) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父
レベッカ・ハーパー (Emily VanCamp) ホリーの娘

ペイジ・ウェドン (Kerris Dorsey) サラの娘
クーパー・ウェドン (Maxwell Perry Cotton) サラの息子
ガブリエル・ウェドン (Tyler Posey) ジョンの前妻との子
ロバート・マキャリスター (Rob Lowe) 上院議員
ゲイリー・モリス (Paul Cassell) 議員スタッフ
マイロ・ピーターマン (Michael Nouri) ソウルの旧友
ジェイソン・マキャリスター (Eric Winter) ゲイ。ロバート弟

トラビス・マーチ (Denis O'Hare) ロバートの秘書
リナ・ブラニガン (Emily Rose) レベッカの親友
スコッティ・ワンデル (Luke Macfarlane) ゲイ、料理人

本人出演 (Lyle Lovett)
マリオ (Jordi Caballero) ダンスの先生
スタン・ハリス (Chevy Chase) ノラの初体験の相手、高校教師
グラハム・フィンチ (Steven Weber) 企業コンサルタント
--- (Linda Bisesti) ドレスの仕立業
マルテナ (Yesenia Adame) ダンスの先生

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